特に特別あげるような生活をしていませんでしたが、学生として規律を守りその高校の学生であることに恥じるような行動はしないように心がけていました。人前に出るのが苦手で、あまり前に出る仕事などはしてきていないのですが、仲間を大切にし、部活動を共にした仲間の大切さなど気付かされる毎日でした。物事をネガティブに捉えてしまうことが多く、学校での生活が大変な時がありましたが、乗り越えてきました。よく自分の限界を理解せずに突き進んでいってしまう時があり家族にもたくさん迷惑をかけてきた学生だと思います。
医療の力で命をつなぐ
私の大切な目標
初めから英語で学ぶ方が効率が良い
NIC入学前はどんな学生でしたか?
NICに進学したきっかけ、理由を教えてください。
元々いた高校の部活動を辞めた事をきっかけに、自分が本当に何をしたいのかを真剣に考えた結果、自分には学力が足りず無理だと諦めていた医学部に入り、発展途上国の子どもたちの命を救うことを強く望むようになりました。そこから色々な塾を探しましたが、部活動に全振りしていた私には道のりが程遠く、挫折しそうになったのを今でも覚えています。どんなに厳しい道のりになろうとも決して諦めたくなかったので調べていたところ、日本で医学を学び、医者になれたとしても海外では使えないことを知りました。それなら初めから英語で学ぶ方が効率が良いと思い、NICに入学を決めました。
みんなと協力して勉学に励めるのがとても楽しい
今、NICでどんな風に学んでいますか?
特に楽しい授業内容、やりがいなどあれば教えてください。
今は、素敵な仲間にも恵まれ毎日を笑顔で過ごしています。宿題が多い時も、テストが連続してある時も、周りのみんなと協力して勉学に励めるのがとても楽しいです。私は特にリスニングをしているときに楽しさを覚えます。過去は聞き取れなかったであろう単語を聞き取れた時や、とても長い文章を頭の中で要約できた時は自分の力の伸びを感じられ、それを糧に次も頑張ろうと思うことができます。
どのようなキャンパスライフを過ごしていますか?
サークル活動や、アウティング、学生会などのイベントなどあれば教えてください。
特に学生会に参加する等、目立った仕事をするのが得意ではないため、その分サークルに多く入り経験を増やせるようにしています。茶道部や日本文化サークルなどは海外に行ったときに多くの人に日本文化の素晴らしさを伝える事ができるために参加しています。学校とは関係なく、バスケットボールは週に一回は続けており何ヶ月かに一回はもともと小学生だった時にお世話になったチームにお邪魔し、小さい子にバスケットボールを教えています。
NIC入学後、あなたはどんな風に変わりましたか?
毎日を笑顔で過ごせるようになったことと、英語が楽しいと感じることが多くなったことです。元々、素直に感情を言葉や顔に表すのが苦手だったのですが、楽しいときに笑顔で過ごすことにより周りとも感情を共有したいと思うようになりました。高校での英語は文法を叩き込まれることが多く、つまらないと思う事が多くあったのですが今では思ったことを思った通りそのまま言葉にしていいので文法関係なく間違いをして色々学ぶ事ができています。
好きなことを全うできる人生を
将来の夢や目標を教えてください。
私の将来の夢は医者になって、生きれるはずの命を一つでも多く救うことです。世界にはたくさんの方法で人々を救う人がいますが、私は医療という面から人を助けたいです。それは自分が今まで苦労もせずにここまで生きて来れているからです。人一人大きくなるのには考えつかないほど大変であると同時に奇跡に近いものだと思っています。死ぬという選択があるのと同じように生きるという選択ができる世の中にしたいと私は思っています。死にたいと思う人がいるこの地球上で生きたくても生きられない人がいる現状を受け止め、生きたいという人には迷わず手を差し伸べられる人になりたいです。
今回のインタビュー集を読んでいる読者の方。例えば、NIC進学、海外大学進学を希望している中学生・高校生・社会人に、メッセージをお願いします。
私は元々精神的に強い人間でも特別な能力があってここまで辿り着いたわけでは無いです。ただ自分が思う職業につけたなら、好きなことに全うできる人生であればと思った上で選択した道です。きっかけは自分でも気づかない小さなことだったのかも知れません。ここに行きたいかも、そう思ったことは次の道へ進もうとしている心情の変化だと十分に言えると思います。やらないで後悔するならやって後悔した方がよっぽどいいと私は思って今まで生きてきました。人生は長いようで短いです。悔いのない人生をぜひ自分で探してみてください。