中学は地元の公立校に進学して無難に過ごしてました。学校に野球部がなかったのですが、野球をやりたかったので、近くのクラブチームに入団して中学から野球を始めました。そのクラブチームは『一生懸命がかっこいい』をモットーに掲げて活動しているチームだったので、監督の考え方やチームの雰囲気が自分に合ってるなって思い、入団を決めました。今でもそのチームの監督から学んだ事は、自分の考え方や価値観の基盤になっているので、感謝しかないです。そこのチームの練習はとてもきつかったんですが、みんなで同じ方向を向いて、きついとは言いながらも練習をこなしていくのがとても楽しかったので不思議と『辞めたい』とは思わなかったです。 高校に入学しても野球を続けていました。しかし、続けていくうちに監督のやり方が自分に合っていないと思ったのと、自分がお世話になった監督から教わった野球道を曲げたくは無かったので、高2の夏頃、野球部を辞めました。でも、幸い友達に恵まれ、高3の夏には体育祭で応援団長をやらせてもらい、応援団最優秀賞も取れたので、とても充実してました。
夢に向かって一歩ずつ
NICでの毎日が未来をつくる
一生懸命がかっこいい
NIC入学前はどんな学生でしたか?
NICに進学したきっかけ、理由を教えてください。
自分の夢は医者になることです。小さい頃からその夢は持ってました。しかし、医学部合格への道は思ってた以上に険しく、大学受験に失敗してしまいました。滑り止めや、他の学部には受かったのですが、やはり本当に自分がやりたいことを諦めたくないと思い、浪人しか選択肢は無いか、何か方法や手段はないか模索していたところ、NICに出会いました。しかしNICに関する情報量が少なく、進学を決定するには決め手にかけるものがありましたが、NICの『ハードbut楽しい』というモットーに中学の時の楽しさを思い出し、進学を決めました。中学の時の野球がとても楽しかったんです。どれだけきつくても、みんなで同じ方向を向いて、がむしゃらに、失敗しながらでも諦めずに取り組む経験をもう一度したかったので、進学を決めました。
ミスを恐れず挑戦できる自分に
今、NICでどんな風に学んでいますか?
特に楽しい授業内容、やりがいなどあれば教えてください。
教科書に書かれてあるトピックに対しての宿題で、事前に自分の意見を準備し、授業で4〜5人のグループに分かれて自分の意見を言い合います。ほとんどの人が自分の考えを持っているので、ディスカッションにならないことはありません!自分はディスカッションの時間が好きで、各々が自分の意見に対してしっかりとした意見を持ってるので、自分とは違う側の意見や想像し得なかった意見などを聞くことができて、毎日学びだらけです。また、自分が言葉に詰まった時や、英語での言い方がわからない時は、先生やクラスメイトが助けてくれたり、調べる時間をくれたりするので、日に日に英語で表現する引き出しが増えていきます。
どのようなキャンパスライフを過ごしていますか?
サークル活動や、アウティング、学生会などのイベントなどあれば教えてください。
授業が終わった後は、友達と楽しく話したり、一緒に「ここどうなると思う?」って話しながら課題を進めたりもします。もちろん静かにもやれますよ!休日には一緒に遊びに行ったり、試験が終わったらクラスでピザパーティーすることもあります!行事ではクラスの人数が少ないのもあり、みんなで仲良く団結して行うことができます。
NIC入学後、あなたはどんな風に変わりましたか?
日本人特有だと思うんですが、入学してから最初の方はミスするのがすごく怖くて全然喋れませんでした。しかし、先生やクラスメイトの雰囲気、対応がミスを馬鹿にする感じではないので、今ではミスを恐れず発言できるようになりました。あと、学校帰りや遊びに行った時などに外国人を見かけたり困ってたりしてると、迷わず話しかけられるようになりました。
夢を持つ人にこそ広がるNICでの学び
将来の夢や目標を教えてください。
将来は医者になることが自分の目標です。人のために何かをする事、誰かの力になることが好きなので、医者になったら発展途上国の医療が届きにくい大人、子供たちの役に少しでも立ちたいです。
今回のインタビュー集を読んでいる読者の方。例えば、NIC進学、海外大学進学を希望している中学生・高校生・社会人に、メッセージをお願いします。
正直なところ、大変は大変です。課題がたくさん出るし、課題が終わらないから睡眠時間が削れて、眠いまま学校に行くなんてざらにあるし、自分だけ喋れてない感じがするし、みんなできててすごいなって不安にもなります。でも楽しいんです。辛いはずなんですよ。でも楽しいんです(笑)。クラスメイトと一緒に辛い辛いと言いながらも頑張って課題を終わらせたり、一つずつクリアしていく達成感だったり、先生にちゃんと評価してもらえたりするので、楽しいが勝ちます。個人的には『青春』を感じてます。また、それだけ努力して頑張ってきた事が報われないなんてことはやっぱりないですね。やはり着実に実力は上がっているし実感できます。以前は何を言ってるか分からなかった英語の動画を理解できるようになったり、洋楽の歌詞の意味が少しずつわかってきたり、少しずつ自分の言いたいことが英語で言えるようになってきたり、本当にちっちゃい事でも成長を感じることができるんです。 加えて、NICに来てるほとんどの人が大きい夢を持っていたり、挫折をしてきてここにきてます。自分もその中の一人です。だからこそ、誰もあなたの夢を馬鹿にする、否定するなんてことはしません。仮に年が離れていたりしても、夢や自分の考えを持ってここに来ることに違いはないので、誰も馬鹿にしません、むしろリスペクトしてます。それぞれが個々に尊敬しあっているので、絶対楽しいと思います。 しかし他の人に言われていやいや来ようとしてる人、自分の考えなしにこようとしてる人にはお勧めしません。その人たちにとっては大変すぎると思うので気をつけてください。
上記の質問以外にこれだけは伝えたいというエピソードや体験があれば教えてください。
自分の記事が少しでも助けになれてたら幸いです。正直なところ、自分が入学する前はネットでしかNICの情報を探してなかったため、情報が少なく不安なところはありました。しかし入ってみると、課題とかは確かにキツかったりしますが、授業は楽しく自分の考えをしっかり持った友達に出会うことができます。そのため、個人的にはNICも一つの青春の場だと思うくらい楽しい日々を送れています。なので、自分の夢のために全力で頑張れる人に強くNICに入学することをお勧めします。