第27期生メッセージ集【大阪校編】
夢が見つからないあなたへ/進むべき道を迷っている人へ
夢が見つからないあなたへ
小学校からサッカーをしてきて高校ではキャプテンを務め、選手宣誓も経験した。
なので勉強はろくにせずおろそかに結果、大学受験に失敗した。そのときに、父からNICの話を聞いて、説明会で、海外留学が魅力的に感じ、感銘されたので父に意思を伝え、説得しNICへの入学を決めた。
自分にとってNICでの生活はhardで宿題が終わらず寝られない日もあった。それでも折れずに宿題を終わらせ次の日、学校へ行く。勉強嫌いで、サッカーだけして高校時代からの変化に自分自身も両親も驚いている。
その理由は、NICでは、日々自分自身と戦っている仲間がいてそれぞれ目標は違うが、その姿を見て、自然に自分も負けてられないと気持ちを抱くからだと思う。
そんな仲間と過ごす日々は楽しくて仕方がない。
とにかく毎日笑っていて、笑いすぎて怒られたほど。
こんな濃厚な一年を過ごしているのは生まれて初めてだ。
NICに入って、自分の将来や世間の出来事について真剣に考えるようにもなった。
年齢という理由もあるが、自分はそれも含めてNICでの生活のおかげだと感じる。
違った考えを持った人と触れ合い、生活する中で海外留学をする実感が沸き、今までの自分ではいけないと気付けたからだと思う。今まで勉強が嫌いで、やる気を見出せなかったが自分の将来のために勉強は必要なのだと痛感した。
将来の夢はまだ決まっていない。しかし、なりたい人間像はある。それは人に幸せや成功を提供をできる人。具体的な職業はないがこれが私の理想なのである。なので、これを目標に今を生きている。
同じように就きたい仕事や将来の夢がない人は他にもいるはず。だが、無理に探す必要はないと思う。目標を定め、その目標に向かってやるべきことをする、その過程が大事。
過ぎた時間は二度と戻ってこない、それなら後悔のないように人生を生きろ。遊びも勉強も何事にも全力で取り組む。この言葉をこれからもしっかりと胸に刻み、残りのNIC生活、人生の一日一日を大事にし、多くの人を笑顔にし、自分が一番楽しむことが今後のmy mission。
Yuki Omura
大阪府・早稲田摂陵高校
進むべき道を迷っている人へ
人生で初めて選ぶ道をまちがえた。NICに入学した当時そう思っていました。
幼い頃からから人と同じことをすることを嫌い、高校も実家のある富山から長野の高校に進学しました。三年間、部活のゴルフにうちこみました。気がつけば受験という時期に差し掛かっていていました。その時ふと、私の頭の中に’’海外’’という選択肢がうかびあがりました。本場のアメリカでゴルフを学びプロゴルファーになりたい、その一心で、NICに入学しました。
しかし、NIC生活の厳しさは想像以上でした。英語のみで行われる授業にはついていけず、放課後も毎日、宿題に莫大な時間をとられ、好きなゴルフを練習する時間すらなくなり何度も何度も悩み、目標までも見失いそうにもなりました。逃げたい、すべて投げ出してしまいたいとも思いました。
そんな時に私を支えてくれたのはNICの仲間でした。NICの仲間たちはとても明るくいつも私を笑顔にさせてくれました。同じ量の宿題を抱え同じ位大変な思いをしているはずなのにいつもパワフルで私に元気を与えてくれました。互いに支え合い同じ経験をした仲間との間には強い絆がうまれます、そこがNICのすばらしさです。
この事に気づいた時、私は確信しました。自分の選択は間違っていなかったと、、。
好きなゴルフは、なかなかできないけれど素晴らしい仲間と共に一生懸命勉強をがんばっている。目先の事ばかりにとらわれるのではなく一生懸命取り組むことむということが将来に繋がるのだと私は信じています。
私はNICにきて今この瞬間という時間がどれだけ貴重な時間であるかということがわかりました。今できる事は今しかできないのです。後で後悔しても時間は戻ってきません。人に流され人に合わせて生きていては自分が本当にしたい事を見失ってしまいます。
人と違う道へ進む事はとても勇気の要ることですし不安もあります。しかし、一歩を踏み出し直面した出来事から逃げ出さず、立ち向かうとそこには、素晴らしい世界が広がっています。もし迷っている人がいるなら自分の決断を信じて新しい事に挑戦してみてほしいのです。自分の決断したことに間違いは無いと思います。
これから私は、支えてくれる両親や素晴らしい仲間達、先生方に感謝を忘れず、自分の決断を信じ、夢をあきらめず生きていきたいと思います。そして人々に感動を与え、尊敬される人物になりたいです。
Takahito Inoue
長野県・佐久長聖高校