第27期生メッセージ集【東京校編】

「留学したい」って思っている方へ

NIC、そして欧米の大学では「やりたい」か「やりたくない」かを問います。「出来る」、「出来ない」で物事を決めるのではなく、「やりたい」か「やりたくない」かが大事になってきます。やりたければやる、やりたくなければやらない。あなたは留学をしたいですか？

もし、「留学したい」と思ったら、是非、留学してください。留学は間違いなくあなたの世界観を変えてくれます。やりたいこと・学びたい事・「夢」が正確に決まっていなくても大丈夫です。NICや海外の大学を通して学びたい事を見つけていきます。
私自身、NICに入学したときは、何を学びたいか全く決まっていませんでした。しかし自分のやりたいことを色々体験して本当にやりたいことを見つけることができました。

その様々な体験の中でも印象的だったのが、アメリカの大学3年次に大学の劇団の監督がアジア人がキャストに必要ということで、私に劇に出てくれと声をかけてくれたことです。前から演劇に少し興味がありましたが、「私には演劇の経験が無いので出来ない」と言って断りました。しかし監督は「Takuyaが演劇の経験がないのは知っているけど、"やりたい”のか、それとも”やりたくない”のかい？」と聞いてきました。この体験は衝撃的でした。過去は関係ない、今あなたがどうしたいかが大事なのだと改めて学びました。「やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい」といいますが、自分がやりたいと思って決めたことなら後悔はしないです。私は大学生の時、政治学・心理学を二重専攻し、生物進化論を副専攻して、演劇をやりました。大学院生の時は教育心理学を学びました。自分の好きなことを力いっぱい学び、そのすべてを活用できる場所で今、働いています。私のその選択に一切の後悔はないです。

正規留学で現地の学生と対等に授業を受け、本当にやりたい事を見つける為のNICの生活は大変です。しかし人は、多少の痛み・苦しみを伴うことで成長できます。小さく、英字で書かれている200、300ページの教科書を読みこなすようになるには、やはりそれだけ勉強をこなしていかなければなりません。NICの宿題・課題は多く、壁にぶち当たることが何度もありますが、同じ境遇を共有できる仲間がいるから、高い壁を登っていけるんだと、私は思います。皆、一生懸命物事に取り組んでいます。本気で泣いて、本気で笑って、日々を過ごしています。「留学したい」って思っている方へ、NICでお待ちしております。