第28期生メッセージ集【大阪校編】
これといった道が見つかってない人へ
初めまして、大阪校第4期生のTsuzumitani Naokiです。
僕は4期生の中でも9月入学生の一人で、NICに入ってまだ3ヶ月ちょっとしか経っていません。それでも僕がMy Missionを書くのは、僕は自分が生まれてきたことには意味があって、人生の中で成し遂げなければならないことがあると思っているからです。そんな僕が夢へのスタートラインに立って思うことがあります。
それは、NICは海外に行くための交通手段のようなものだと言うことです。
僕が初めて進路について考えたのは、高校3年生の夏でした。学校を卒業して5月までは、日本の大学を受験する予定でしたが、学びたい事が見つからず、なかなか勉強に身が入りませんでした。転機は母親に半分無理矢理NICの説明会&体験授業に連れて行かれた事でした。母親は高校時代から海外留学を進めていましたが、アレルギーを持って海外へ行く不安などの理由から、一歩踏み出すことが出来ませんでした。NICに行った後、高校の先輩が海外の大学に行っていることを思い出し連絡を取ってみました。その中にLiberal Artsの学校がありました。世界にはこんなに面白そうな学校があるのかと僕は衝撃を受けました。
僕は人間に関わる全てのことを学びたいと思っています。それは僕が高校時代に、スタニスラフスキーシステムという俳優のためのメソッドを習っていて、そこで「演じるのではなく役を生きる」ということを教わった事にあります。その時、やって損な事は何もない、それどころか当たり前のことも当たり前ではなく新しい事として生きるということが大事だと気づきました。それは、日々の一瞬一瞬までが学びであると言えると思います。人生でやらなくていいことは何もないし、やって損なこともない、じゃあ全部知りたいと思いました。
その事と僕自身がアレルギーを持って生きているということが、僕の生まれた意味であり原動力だと思っています。Liberal Artsは元々、アメリカでリーダーを育てるために作られた専攻です。だから、ほぼ全ての科目が学べます。だから僕は海外進学を決めました。そして、僕には学びたい学校があります。今の学力では難しいと言われていますが、それでも諦めずに勉強に励みたいと思います。
僕はNICに入って勉強というものがどういうものかを学びました。それは、今の僕にとって大切な事だと思います。でもこのことに気付けたことで前に一歩進めると信じています。最後にこのように大きな可能性を秘めた分岐点に立たしてくれて、見守り支えてくれている両親、館さん、目黒さん、友達、その他のすべての人にこの場をお借りしてお礼をして終わりにしたいと思います。
Naoki Tsuzumitani
京都府・京都府 京田辺シュタイナー学校出身