第28期生メッセージ集【東京校編】
Make the Change/マイ・ターニングポイント
Make the Change
高二の冬は心身ともに寒く、私は毎夜繰り返し自問自答していた。自分はどこにいるのか?どこへ行くのか?何を望み、何を成し得るのか?どうしたら道は開けるのか?と…
今までの自分。甘え、怯え、飛べずにただ受け入れてきた自分。それなりに頑張ってきた、これでイイと納得していた自分。なのに…何か違う。そんな漠然とした違和感に押し潰されそうになっていたのはたった数ヶ月前のこと。親、友達、先生との話に迷い、多くのパンフレットを開封もせず積み上げていたあの時が懐かしい。もっともっと素に戻って考えよう!ふと気が抜けた瞬間頭に浮かんだ思いはどんどん広がってゆく。ガーナ人の父と日本人の母を持つ自分。そう!もっと外の世界が見てみたい!視野を広げ多くの人と関わって行きたい!もっと刺激が欲しい!もっともっと!!自分の中の血が沸き立つ。凄い!!でも、どうやって?それはすぐそばにあった。ここNIC!!高校卒業も待てず、転校する決意をしたのは自分でも信じられない。周囲の人の反対や心配はもちろんのこと、正直自分も怖かった。そこには不思議な力に突き動かされる自分がいた。
入学後の自分はどうなのか?はっきり言ってわからない。もう死に物狂いで勉強し、バイトをし、その隙間で爆睡している。過酷な日々。でも、ここにはそれを可能にする何かがある!人がいる!毎日多くの驚きに出会い、感動せずにいられない。「みんな違ってみんなイイ」という雰囲気と個性の花が咲く学校。この出会いに感謝する一方、別れと旅立ちの時を考えずにはいられない。かけがえのない仲間、恩師、彼らがいたからこそと思える自分を未来に描き、今はひたすら猛烈な宿題と睡魔と闘う日々。その先に広く高い世界を信じて。(写真: 左)
Lily Fukaya
神奈川県・NIC高校部3年生(神奈川県立大和西高校から編入)
カリフォルニア州立オレンジコースト・カレッジ進学
マイ・ターニングポイント
NICに入学する前、自分は負け犬だと思っていました。日本の大学を一般受験した私は行きたいところはおろか、ほとんどの大学に受からず、浪人を考えていました。
高校を卒業してからも進路は決まらず人生のどん底にいるような気分でした。そこで、高校時代お世話になった英語の先生が勧めてくれたのがNIC。仲のいい先輩が通っていたこともあり、色々情報を集め即受験し入学しました。ネイティブの先生方や友達の支えもあり、NICに通って英語力はもちろん、考える力も身につきました。英語にはたくさんの可能性があり表現のし方がある、特に私はエッセイを書くのが好きです!勉強面だけでなく、個性豊かな仲間に会えたことで自分と違う考え方や価値観に触れられ、物事をいろいろな角度からとらえられるようになりました。きっと留学したらもっと様々な経験ができ、思考力も高められると思います。
こんなにも自分に合う場所で勉学に励めたのは、機会を与えてくれた母のおかげです。母子家庭にもかかわらず決して安くない学費を払い、NICに通わせてくれた母に感謝しきれません。母はどんなときでも私を励まし応援してくれていました。
わたしは留学したらその経験を活かして日本でかっこよく生きたいです。そして家族を支えたいと思います。
もし、特に夢はないけれど、良い大学に行かなきゃいけないというプレッシャーで押し潰れそうな受験生がいたら、一つの道として私は留学をお勧めします!(写真: 右)
Haruna Motohiro
神奈川県・神奈川県立大和西高校出身
カリフォルニア州立オレンジコースト・カレッジ進学