第28期生メッセージ集【東京校編】

高校部を考えている人へ/変化の1年/My Mission

高校部を考えている人へ

私は実はここに来るまでにすでに一回高校を変えています。サッカーを頑張るために入った高校で度重なるけがによりサッカーができなくなり転校しました。しかし私の意にそぐわず入ったいわゆる普通の高校で、大学受験のための授業に幻滅し、私の目標のために死ぬ気で勉強したいという思いでNICに高校3年時に転入しました。

NICに来る人は高校部に限らずとても面白い人たちばかりです。皆さまざまな経験や目標を持っています。そんな人たちと一緒に勉強することができ私も新しい刺激を毎日もらっています。宿題が多く勉強が大変だけれどもそれを仲間とともに乗り越える経験、NIC生活で築き上げた人脈はこれからの人生で決して無駄にはなりません。

できるかできないかよりも、やりたいかやりたくないかが重要だと思います。
頑張ってなにかをやろうとしている人には必ず誰かがサポートをしてくれます。たった一度の人生です。自分のやりたいことを死ぬ気で追い求めたくないですか?(写真: 左)

PROFILE

Shuta Tsukamoto
茨城県・NIC高校部3年生(茨城県 水戸葵陵高校から編入)
イギリス国立サウサンプトン・ソレント大学進学

変化の1年

僕は高校三年の夏まではサッカー中心の生活をしていました。しかし試合にも出れず、勉強もしてこなかったのでこのままではだめだと思い、8月にサッカーを辞めました。サッカーしかなかった僕がそれを辞めるのは悔しかったしきつかったです。進路がなかなか決まらず焦っていたときに、アメリカの大学は学部を変えることができることを知りました。学びたいことが決まってなかった自分にとって魅力的で、留学に興味を持ちました。いろいろな選択肢を考えてNICに入ることに決めました。NICに入学してから将来確実に自分のためになることを勉強するのできついと思ったことはありません。なかにはバイトもやっている人や、すごい努力をしている人がたくさんいます。そういう人を見ると頑張らなきゃって思えます。まだ学びたいことも定まっていない自分にはまだ明確な目標はないですが、さらっと涼しい顔で何かを成し遂げられる人になりたいと思っています。

ヘッドスタートでの友達やNICでは、みんなで楽しく盛り上がったり真剣な話もしたりしてなんでも話せる友達もできました。でもみんないいライバルでもあって、尊敬できる人もいます。
アメリカに行ったらそういうことができなくなるけど、これから先も繋がっていたいです。

27期の先輩とも知り合うこともでき、進路を決めるときにはいろいろなことを教えてくれました。NICの先生、スタッフにも勉強のことや大学のことで本当に助けてもらいました。カウンセリングのたびに、やる気を起こさせてくれました。ありがとうございます。

最後に不器用で言えないので両親に。幼稚園の頃から始めたサッカーをずっと支えてきてくれたことと、留学という選択肢をくれてありがとう。まだなにも達成していないし成長した姿を見せられたら伝わると思うのでとりあえず、自分のやりたいことを思いっきりやろうと思います。(写真: 中央)

PROFILE

Taiki Kajitani
東京都・埼玉県 武南高校出身
カリフォルニア州立ディアブロバレー・カレッジ進学

My Mission

NICに来ていなかったらどうなっていただろう。あの日、あの時、あの瞬間、もし、ああしていなかったら、自分はNICを知らずに、全く違った人生を歩んでいたのかもしれない。

ここに来る前は、人に流されやすい性格で、特にやりたいこともなく、“自分”というものがなかった。人よりも上の大学に行きたい。ただそれだけの理由で、必死に受験勉強をしていた。そんなある日、NICを偶然見つけ、ここに来たら自分を変えられるかもしれない。そう思って入学を決意した。親の反対もあったが、どうにか説得して、ここにくることができた。

NICでの1年間は死ぬ気で勉強して自分を変える。その覚悟でここにきた。実際、毎日宿題に追われ、授業時間も含めると、1日10時間以上は勉強している。TOEFLのスコアも、着実に伸びているし、英語力はそれなりに伸びたと思う。しかし、勉強すればするほど、むしろ自分が無知だということに気づかされる。人間的にも、あれから変わったのかといわれると、そういうわけでもない。正直、今でも人に流されるし、周りに頼ってしまう。そういった自分に劣等感すらも感じることもある。しかし、本気で変わりたい。最近そう思えるようになった。
今は努力しているところだが、本気でそう思えるようになったのは、自分にとって大きな変化だと思う。

これから先のことはまだ分からない。自分にはまだ夢といえるものはなく、将来なにがしたいのかもまだ分からない。でも、焦って決めなくてもいいと思っている。
今は先のことよりも目の前のことを全力で取り組みたい。

NICに来たら変われる。そんなの大間違いだ。もし変わりたいなら、自分自身が変わりたい、そう強く思って、生きなければならない。確かに、人はそう簡単に変われないのかもしれない。しかし、NICには、変わりたいと思うあなたの気持ちを、全力でサポートしてくれる最高の環境がある。だから僕は、自分に満足していないすべての人達にこの学校を全力でお勧めしたい。(写真: 右)

PROFILE

Kaito Shibata
神奈川県・神奈川県 横須賀学院高校出身
ネバダ州立トラッキーメドウズ・カレッジ進学