第29期生メッセージ集【大阪校編】

My Turning Point

My Turning Point

高校時代、私がNIC を受験し、将来留学すると言った時の友人の反応は今でも忘れません。それもそのはず私はNIC に入るまで英語も勉強も真面にしてこなかったからです。NIC の先生にもスタートが低すぎたと言われる程。

そんな私が英語を話すのは勿論のこと、英字新聞を読んだりPresentationやDiscussion をするなんて想像すらつきませんでした。中学、高校生活は遅刻欠席を繰り返し、好きなことだけして適当に遊んで過ごす日々、テスト前に見直す程度の勉強量、先生方に助けられなんとか卒業できたというレベル。しかし心のどこかでこのままじゃいけないと思っていたんだと思います。

高校2年生の頃に学校のプログラムのひとつであるカナダの短期留学に参加しました。それまで英語といえば教科書こなすくらいで自分の考えを発することすらなかったため全てが新鮮で、自分の身に起きること一つ一つが刺激的で夢のようでした。

そして一緒に同伴してくれた担任の先生からNIC を紹介していただきました。
受験勉強は全くしていなかったし、特にやりたいこともなく、どうせならと思い地元を離れ入学しました。

始まってからは、決して楽ではない課題の山、初めての1人暮らしに加え、全く知らない土地で知り合いすらも居ない寂しさに耐えきれず僅か5日たらずで泣きながら帰りたいと親に電話したのを覚えています。何度もやめたいとも思いました。当たり前に実家で過ごしてた日々はどれだけ幸せだったのかと身に染みてわかりました。今ではこの勉強量も習慣になり生活も慣れてきました。いきなり留学しても帰ってくる人が多いと聞きますがその意味がわかるような気がします。

私はNIC に入ってから勉強習慣が身につくこと、勉強法が学べることは勿論、1人でも知らない土地に慣れ生活していくこと、同じ目標を持つ友人に出会えたこと、周りに流されなくなったこと、そして特に苦手としていたTime managementができるようになりました。まだ入学して8ヶ月ですが1年前の自分からは全く想像できない程成長していると身をもって感じます。

心配しながらもやりたいことをやりなさいと言ってくれる母、いつでも遊びにおいでと気にかけてくれる父、心配して荷物送ってくれたり電話をしてくれる祖母、夏に帰省した際泣いて喜んでくれた高校の担任の先生、大阪に来た時に会って相談に乗ってくれた高校の先生、勉強をサポートしてくれるNIC の先生方、寂しい時に素で話せる地元の友人、そして毎日話したり、共に課題をこなすクラスメート、沢山の方々に支えられているお陰で今の私がいます。感謝でいっぱいです。しかし、まだ始まったばかりです。私の旅はこれからが本番です。どんなに険しくても自分で選んだ道だから後戻りはしません。これからはもっと自分に自信をつけること、4年後、頑張って来てよかったと胸を張って卒業します。

PROFILE

Marina Sugiyama
北海道・北海道 とわの森三愛高校出身
カリフォルニア州立シトラスカレッジ進学