第29期生メッセージ集【大阪校編】

Make It Count

Make It Count

「あ、ここにしてよかった。」 初めてこの学校に来た時、自分の判断は正しかったと確信した。 日本の国立大学を目指して過ごしてきた私にとって、”一年間、英語の勉強だけをするため の学校に行く” と、他人に言うことはとても恥ずかしいことだった。”自分の夢のためにはこの選択が一番の近道だ” と、なんども頭の中で繰り返した。しかし、心から湧き上がってくるのは、” 続かないかもしれない。海外で単位を取るなんて自分にできるのか。卒業できずに帰国したら、夢を諦めることになる。それなら浪人した方が良いんじゃないか。” という不安しかなかった。 そんな不安を纏いながらも、” とにかくイメージが欲しい! ” と、参加した体験授業で、自分の決断が正しかったという確信を得た。

今振り返ると、体験授業の内容は基礎的なもので、クラスについていくために必要な基礎力を養う為の練習問題を解いていくことだったが、当時の私にとっては、自分に足りていない基礎力が明白になるのと同時に、個々の弱い部分をバランスよく補いながらも全員の興味を引き出していく授業スタイルに驚きと素晴らしさを感じた。

入学から6ヶ月間、多様な題材を通してたくさんの考えを得ていると思う。自分が 考えたことの何が良く、どこを変えるべきなのか。他の人はどのような視点から考え、発言するのか。これらを、グループディスカションやその後の先生の話を通して知り自分なりの意見を確立していく。
この学校は、英語力を養い、意味のある留学を学生に贈るだけではない。学生が自己確立させ、日本人として自信を持って世界に出ていけるよう手助けしてくれる。そんな学校だと私は思っている。

PROFILE

Chikako Tsutsui
大阪府・大阪府 初芝富田林高校出身
イギリス国立グラスゴー大学進学