第29期生メッセージ集【大阪校編】

Do You Like Yourself?/自分次第

Do You Like Yourself?

特別洋楽が好きなわけでもなく、特別洋画が好きでもない、ただただ「外国に行きたい」とか「英語話せたらいいな」の気持ちから始まったNIC生活。
Summer Program や、Head Start Program に参加すると、クラスのひとたちはみんな英語ができたり海外経験があったり、私よりはるかに英語ができたり、海外知識があったり…。高校卒業後の3月、友達が卒業旅行に行っている中、私はHead Start Program に参加し勉強をしました。NIC 生活を過ごして、全然授業がわからなかったり、Discussionで全然ついていけなかったりして「宿題がない生活がほしい!」とか「英語なんかわからん!」と思ったこともありましたが、NIC へ入ったことを後悔したことは一度もありません。

私がNICへ入学希望した理由は、留学や英語力UPでもありますが、「自分を変える」でした。シャイで消極的で人見知りの私は、"Do you like yourself?" の質問に"Yes!" と自信を持って答えられないことが悩みでした。高校三年生になってすぐの春、進路に迷っていた私は、母の提案でNIC の説明会に参加しました。そのとき、私の中の選択肢には日本の4 年制大学に行く以外なかったので、行く" だけ" の気持ちだけで行きました。しかし、廣田校長先生の話を聞き、体験授業を受け、帰る頃には心が動かされていました。まさに"Serendipity" だと思います。

今、"Do you like yourself?” の質問をされても、正直まだ”Yes!” と迷わず答えられません。でも、確実に少しずつ変わっていってると思います。もし、NICに入学せずに日本の四年制大学に進学していたら、高校生のときと変わらないままでいたと思います。NIC に入学を決めたことは、”Yes.” と言えるようになるための第一歩であり、私はそのためにこれからも一歩一歩努力をしていきます。

私の意見にいつも賛成してくれる母、ときどきその隣で叱ってくれる姉、そしていつも私の支えになってくれるすべての人たちに感謝しています。NICで学ぶことを選んだことは一生後悔する日は来ないと思います。アメリカの大学で学び卒業することと、”Yes” の答えを出せるようになることが今の自分への大きな課題です。

PROFILE

Tomoka Wada(左)
大阪府・大阪府立長尾高校出身
カリフォルニア州立オレンジコーストカレッジ進学

自分次第

私はNIC で英語や英語でいろんな事を学んでいます。しかし私にはここでもう一つ大切なものを学んでいます。それは人生の価値と人の温かさです。
NIC には本当に普通の大学では出会えない友達と出会えます。私はみんなといろんなイベントや授業を受けたりと接するなかで自分の気づけなかったこと、自分のコンプレックスがどんなに小さかったことかなど自分が持っている価値観を変えられました。

私は高校生の時、NIC に対して少し偏見を持っていました。本当にかけがえのない友達に出会えるのか。本当に一年間勉強に励めるのか。学力は上がるのかなど、、、。しかし今私が言えるそれらに対しての答えは「自分次第」ということだけです。自分が気持ちをしっかり持っていないと周りが支えたところで変わらないと思います。

自分の人生を決めるのは自分です。どこでやめるか、何をするか、何を選ぶか、全ての選択は周りが決めることや親が決めることじゃないと思うんです。NIC には芯をしっかり持った人が集まると言われます。でもそれは間違いだと思います。むしろ私は、NIC でお互い刺激しあうことで、自分の芯が「知らずと築き上げられている」と、今振り返ってみて思います。

だからNIC では本当に周りの大切さを感じます。嫌なことや悲しいことて避けることできないと思います。私も何回も直面しましたが、それは乗り越えられます。なぜなら楽しいことを周りの友達が持ってきてくれるから。成績が上がったこと、毎日笑えること、グループプロジェクトや授業に没頭できること、全て友達、先生方、家族のおかげで今の私があります。

正直、後悔や失敗は成功よりもたくさん経験しました。しかし不思議なことにNIC では失敗が恥ずかしい、最悪などマイナスにはあまり思ったことがありません。気づけば全ての出来事は自分の気持ちと周りの力で価値のあるものに変わっていました。だから最後に伝えたいことは、自分で人生の価値を作り上げていく事。感謝とやる気を忘れない事です。

PROFILE

Hono Ozaki(右)
大阪府・大阪府 阪南大学高校出身
ネバダ州立トラッキーメドウスカレッジ進学