第29期生メッセージ集【大阪校編】

夢/和歌山から世界へ

私の夢は世界中で獣医師として活躍をすることです。こんなにも夢が大きくなったのは、高校1年生の春休みにオックスフォード大学へ短期留学をしたことがきっかけでした。そこで出会った大学生たちは自分では想像できない『世界』を目指していてとてもショックを受けました。そして僕は、夢の舞台を世界にすることを決意しました。

夢は自分の動く原動力となり、諦めない気持ちを作ってくれるものだと思っています。そして、その夢は大きい方がいいと思います。しかし大きい夢を語ることは、周りの大人や友達からすると呆れられるかもしれません。私はそんな人たちにはなりたくないし、その人たちを驚かせるぐらいのことをしたいと思っています。私の好きな言葉『夢は見るものじゃなくて、叶えるもの』はその通りだと思っていて、強い気持ちがあれば努力や工夫も惜しまないと思うし、自分の思っていた何十倍も何百倍もの力を発揮できます。これを意識することで夢を持っていない人よりもはるかに良い経験ができ、充実した生活を過ごせるようになると信じています。

そして海外留学という経験は自分を見つめ直し、成長させてくれました。私は海外留学をこれから社会を作っていく十代のうちに経験することをお勧めします。なぜなら、行動を起こすのが早ければ早いほど、大切なことに気づくのが早くなるからです、とても単純ですが、なかなか一歩が踏み出せない、そんな人が周りにたくさんいます。しかし私は迷ったら行動するべきだと思います。悩んでいても自分自身成長できないし、経験してみると案外楽しかったり、自分の糧となるからです。
これから海外正規留学をしますが、自分の夢を色んな人に応援してくれていることに感謝して、これからも全力で駆け抜け、世界で活躍する獣医になる夢を達成したいと思います。

PROFILE

Takuto Sasada(左)
大阪府・大阪府 初芝富田林高校出身
ニュージーランド国立マッセー大学進学

和歌山から世界へ

高校3年になるまで将来は普通の人生を過ごせればいいな、とぼんやり思っていました。関西の私立大学を幾つか受験しましたが、全て落ちました。そもそも高校生活はテニスにのめり込んで授業も勉強もまともにしていなかったので当然だったかもしれません。部活引退後の数ヶ月間はある程度勉強しましたが、メンタル面で自分に負けてしまいました。「こんな自分が大人になって社会でやっていけるのか」とか、「大学に行く意味ないやん」とか、色々進路に悩んでいました。そんな時、” どうせなら思い切ったことをしてみたい” と思い、NIC に行くことに決めました。

NIC はすごいところです。授業を聞くのも書くのも話すのも全部英語。先生もネイティブ。しかし、僕は中学生の頃から英語が苦手で大嫌いでした。単語は覚えられないし、文法は理解できないし、” 英語って何なん” というような感じです。周りからも、なんで嫌いなことをしに行くのか、と言われました。「あえて。」理由は他にもあったけどこう答えてました。苦手なことにあえて挑戦することも良いことだと思います。

夢はスポーツ関係の仕事に就くことです。アスレティックトレーナーの資格をとって、選手のサポートをしたり、スポーツをもっとたくさんの人に広めたり、それから自分のスポーツ施設を経営したりします。” 好きな事を仕事にする” ” 好きな事をするために仕事をする” この2択で考えた時、僕は前者の方がいいです。なぜなら、より熱心に仕事に取り組めるからです。65 歳まで働くとしたら、約40 年間も仕事に就くことになります。大学生活の10 倍です。今、この時期をどう過ごすかがとても重要です。

多くの人は生きるために、お金を稼ぐために働きます。もちろんお金は大事ですが、それだけでは幸せとは言い切れません。金持ちが偉いかといえばそういうわけではありません。

最後に、自分が人にしてあげられる事ってなんでしょうか。

僕が常に心に留めておくために持ち歩いているカードがあります。それには働くために必要な3つの事、「熱意」「能力」「信頼」が書かれています。熱意は努力することを促し良い結果をもたらします。能力がないと誰も幸せにはできません。信頼があって初めて相手を幸せにするチャンスをもらえます。これらを磨くためにNIC と留学を通過して、よりレベルアップした自分になりたいです。

精一杯がむしゃらに努力して、ヘタレでめんどくさがりの僕に投資してくれた親にこう言いたいです。ありがとう。
いっぱい稼ぐぞ!

PROFILE

Ushio Murakami(右)
和歌山県・和歌山県立海南高校出身
ミネソタ州立大学モアヘッド校進学