第29期生メッセージ集【東京校編】

編集後記

編集後記

Live Your Life ‒ 人生を謳歌しろ
これがNIC29期生のスローガンです。

周りに流されず、自分の信じた道をすすむ。

今まで勉強していた環境が合わなかった学生達が、NIC で自然体で生活しています。
人に無理に合わせる必要はないです。ありのままの自分を出していいです。出る杭になっていいです。

日本の教育では協調性を重んじているので、他の人と違う意見を言う・個性を出すことが難しかったりします。
ここ、NIC では多様性を大事にしています。なので学生一人一人が、自分の個性を生かせる教育・独自の想像力を伸ばす勉強・アウトプットの勉学に取り組んでいます。
学生皆、「ハードbut 楽しい」生活を送り、個性・創造力・考える力を伸ばしています。

「個性」・「創造力」・「考える力」、実はこれらの要素が今後の名門大学進学・一流企業就職に必要になってくるのです。

世界大学ランキング4位のオックスフォード大学では、入試面接があり、面接では知識だけではなく、あなたの個性・創造力・考える力が試されます。

例えばオックスフォード大学医学部の面接では次のような質問がされました。
■「イギリス人の約4人に1人がガンで死亡していることに対し、フィリピンではその数が約10人に1人です。考えられる、この違いの要因を述べよ。」

心理学では次のような質問がされました。
■「一番上の子供は一貫して、二番目、三番目の子供よりもIQ(知能指数)の点数が髙い傾向がある。なぜこのような傾向があるか述べよ。」

この質問に模範解答はなく、あなたの個性・創造力・考える力が試されます。オックスフォード大学の入学事務課カン・サミナ博士によると、「もちろん知識(インプット)も大事ですが、教科書通りの答えではなく、あなたの個性・創造力・考える力、また自分が学びたい分野への情熱が必要」だと言います。

アメリカ カリフォルニア州のシリコンバレーにあるGoogle Inc.。今年、「The World’s Most Valuable Brands(もっとも世界で価値のあるブランド)」に2 位にランクインし、現在も成長している一流企業です。またGoogle 本社が一流企業である一つの理由が、130 人が応募したら、1 人しか受からない倍率。
(ちなみにハーバード大学は13人受けて、1人が合格する倍率。)

Google本社の採用試験でもっとも重要視されているのが面接で、ここでも知識、そして個性・創造力・考える力が採用の鍵になります。

例えばGoogle 採用面接試験では次のような質問がされました。
「あなたが5円玉の大きさに収縮し、ミキサーに放り投げられます。体が縮まったときは密度が通常と同じになるように質量が減少します。ミキサーの刃が60秒で回転し始めます。さぁ、あなたはどうする?」

この質問にも模範解答はなく、あなたの個性、知識の応用力・創造力が試されます。
世界の大学進学、就職では、今後、自分の色を出し、創造力・考える力が求められているのです。

2025年に現在の職業の50%が人工知能に代わられなくなると、オックスフォード大学の研究結果が発表されました。多様性を重んじた環境で切磋琢磨しながら学び、世界にはばたくNIC の学生はこれからの社会、そして世界にとって必要な人材になることでしょう。そして世界の一流の人たちと肩を並べ、世界を舞台に活躍できることを信じています。

ひとこと

今回、初めてMy Mission の撮影を担当させていただきました。過去に数多くの大学の入学案内やパンフレットの撮影をしてきましたが、掛け値なしで今回が一番楽しかったです!何より、学生の皆さんが自らポーズや写真のイメージを考えてきてくれたのが、素晴らしかったです。自主性が高いNIC 生ならではの、個性的な写真ばかりになったと思います。
私には留学経験はありませんが、ビルマ(現ミャンマー)で生まれ、中学3年までカナダとイギリスと日本を行き来していた帰国子女です。その点でも、海外大学を目指す皆さんに強いシンパシーを感じています。今回の撮影の経験が、少しでも世界に飛躍する後押しになれば幸いです。

フリーカメラマン/ライター・内村コースケ