写真左： Midori Tada / 写真右: Sakurako Kobayashi
何かみつかるはず。
想像しづらいと思いますが、私は以前、人と違うことが何よりも怖い人間でした。
周りと仲良くできることが最優先事項で、流行りの曲は全部知ってたし、ペンケースは友達とおそろい。
でもある日、中学校の部活でプレッシャーに潰れて不登校になり、生まれて初めて独りになりました。
私は生きている価値ないな、という考えで頭がいっぱいになり、人並みにならなくては、と思って頑張るけど、頑張りすぎて諦めるのを繰り返した結果、挑戦するのをやめました。
けれどNICに来て、だんだん自分が受け入れられるようになりました。
なぜかというと、授業がとてもクリエイティブだからです。
クラスメイトとテキストについて思ったことを話し合う、という場面がよくあるのですが、友達の視点が面白いのです。
同じものを読んでいるのに、そういう角度で考える！？という驚きの連続。ただの文字の連なりが、誰かとシェアしてみることでこんなに楽しくなるのか、と不思議でした。
逆に、相手が私の答えに驚くこともある。
繰り返すうちに、自分の嫌なところが、個性、という認識に変わりました。
そして、その個性をどうしたら長所に変えられるのか、と考えるようになりました。
日本の学校へ行っていたら、この感覚はきっと得られなかったでしょう。
私たちには、勉強は将来いい職業に就くために必要だから、嫌でもやらなきゃ、という考え方が骨身に染みついている気がします。
でも、その耐えている間、私たちは幸せになれないのでしょうか？
全てを捧げて頑張っても、結果を認めてもらえなかったら、それはゼロと同じなのでしょうか？
ここでは、勉強は強制されるものではありません。
人生楽しみたいからするんでしょ？応援してるよ、という感じ。
逃げ道が用意されていないとも言えます。
目が飛び出る量の宿題に四苦八苦しながら鍛えてもらっているのは、英語だけではなく、現実に食らいつく力です。
繰り返しの中に変化がうまれ、変化の中には進歩もあり得べし。
諦める前に、何かやってみる。
これが、今の私のMy Missionです。
写真左： Midori Tada / 写真右: Sakurako Kobayashi
MyMission
こんにちは。30期のKobayashi Sakurakoです。
毎日のように授業や課題、テスト勉強などに追われていますが、充実した毎日を送っています。
私がNICに来ると決めたのは今年の3月のことです。
日本の大学に行くか、留学するか、私の人生の中で最も大きい決断だったと思います。今読んでいる皆さんも同じように悩んでいるかもしれません。
私がNICに来ることを決めた理由は、２つで迷ったら辛い方を選ぶという私の中のルールにあります。
一見変なルールかもしれませんが、私は今まで、部活も志望校も全てそれを基準に決めてきました。
８ヶ月前、みなさんと同じようにNICのパンフレットを見て、たくさんの方が書いている「毎日必死に勉強している」という言葉に恐怖を覚えました。
しかし、もしそれを乗り越えられたなら、自分ってどうなれるのだろうと想像した時、挑戦してみたいと素直にそう思いました。
英語力だけでなく、人としてもっと立派になりたいと。
私はポジティブな性格ではないので、自分が何に長けているか、自分のどんなところを長所と言えるのか分かりません。この先見つけられるかも分かりません。
ですが、一つだけ自信を持って言えることは、私は周りの人に恵まれているということです。
NICに来て８ヶ月、たくさんの新しい出会いを経て、私は人の良いところをたくさん見ることができた気がします。
どこまでも天真爛漫な人、大きな夢を持っている人、自分のためにたくさん努力をしている人。そんな仲間を見ると羨ましいと思いつつ、私も頑張ってみんなに並びたいと思えるんです。
たしかに毎日の勉強について行くのに必死ですが、そんな中でも今頑張れているのは良い仲間に恵まれた環境にいるからだと思います。
そして、そんな環境にいる私をいつも応援してくれている両親には感謝してもしきれません。
上京して一人暮らしを始めてから両親のありがたみを感じる場面が格段に増え、時には恋しく感じながらも自立しようと努力しているつもりです。
4年後に、自信を持って留学してよかったと、成長して帰って来たと伝えることが今の目標です。
さて、このMy Missionに載っているたくさんの人の話を読んで、皆さんはどう感じたでしょうか。
夢に向かって勉強している私たちの姿を少しでも知っていただけたら幸いです。
そして皆さんの人生を決めるのは皆さん自身です。
皆さんが後悔のない選択をできることを願っています。
NIC資料請求とスマートパンフ
