イギリス留学の体験談 2014年

お母さんへ/イギリス国立アストン大学

PROFILE

浅水 乃迪さん Naidy Asamizu

Aston University イギリス国立アストン大学
経営学部経営マネージメント学科2年
BSc in Business & Management

千葉県・国府台女子学院高等部出身 NIC 第24期生

ビジネスを学びたい人におすすめの大学

CATS Canterburyで1年間のファウンデーションを修了したあと、University of Manchester のInternational Diploma in Businessで1年次の授業をとり、2年生からBirminghamにあるAston Universityに転入しました。

Aston University のBusiness Schoolはイギリス全土でもトップクラスで知られていて、就職率も良く、今取っている科目もとても実践的です。特にBusiness Game というクラスでは、会社の経営をよくするためのPlanを作って、ファイナンス、マーケティング、アカウンティングなど、役割をクラスで分担して、現実に即したプレゼンテーションをやっています。

また、Birminghamの街もとっても好きです、モダンな町と歴史的な建物の両方があって、ロンドンに次ぐ第二の都市であるにも関わらず、治安もとてもよいです。大学の図書館もとても立派で、ビジネスを勉強したい人にはおススメの大学です。

また、3年生には、大学の外で1年間働かなければならないという制度があり、イギリス国内のみならず海外で働くこともできます。今はシンガポールか香港で働きたいと考えています。そのためには広東語ももっと勉強したいです。

今の自分があるのはお母さんのおかげ

お母さんには本当に感謝しています。小さい時に、中国に一人で行かされて私立の小学校に通いました。
お母さんにしてみれば、早くから自立して強くなってほしいという思いがあったと思いますが、当時の幼い私にはそんなことが理解できるはずもなく、小さい時はお母さんを恨んだこともありました。
11歳の時に帰国し、日本の小学校に転校したのですが、今振り返っても、あれがあったから今の自分があると思うし、お母さんのおかげで今の自分がいます。

中学、高校も、中国で育まれた強すぎる性格をやわらかくするために、しつけに厳しいと言われる女子校を選びましたが、実際に性格が変わったのは、NICに来てからだと思います。周りの先生や友達に恵まれて、性格も丸くなりました。
説明会で校長先生が言っていた「人間関係を学べる環境がNICにはある。」という言葉は本当でした。お母さんも「NICに入ってよかったね。」と言ってくれたくらいです。

勉強面でも「毎日少しずつやること」「ぎりぎりまで引っ張らないこと」など今の生活で心がけていることはすべてNICで学びました。今でも時々、NICに戻りたいと思う時があるくらい、「ハードbut楽しい」生活がなつかしいです。

Work Hard, Play Hardの精神で

卒業後の夢は、ファッション関係の仕事について、いつか自分のブランドをつくること。

イギリスに来てからは、普通に5 か国語できる人もたくさんいて、3か国語(日本語、北京語、英語)ができるくらいでおだてられていた自分はなんだったのか?と思うこともあります。でも打ちのめされる経験があるからこそ、人は謙虚になるのだと思いますし、そのために今はどんなに苦しいことからも逃げず、Work Hard, Play Hardの精神で、もっと頑張っていきたいと思います。
そしていつかお母さんに、ちゃんと恩返しをします。

イギリス国立アストン大学 イギリス国立アストン大学 Aston University

大学ウェブサイト: www.aston.ac.uk

所在地: Aston Triangle, Birmingham, B4 7ET