イギリス留学の体験談 2014年
今までの自分へ/イギリス国立シェフィールド大学
牛久 萌さん Moe Ushiku
University of Sheffield イギリス国立シェフィールド大学
政治学部国際関係&政治学科
BA in International Relations & Politics
千葉県・千葉市立稲毛高校出身 NIC 第25期生
図書館に感動
CATS Canterbury での1 年間のファウンデーションを修了し、この9月からシェフィールド大学に入学しました。ファウンデーションでは、オールAを取ることができて、Warwick, York, Sheffield が候補でしたが、オープンキャンパスでシェフィールドを訪れた時、キャンパスの活気と建物の美しさ、図書館のすごさに感動し、シェフィールドを選びました。
特に図書館は、満席で「みんな勉強している」空気がすごくて、実際に入学した後もいつも感動しています。シェフィールド大学のメインの図書館である「Information Commons」というビルは、24時間年中無休でシャワールームまであるんです。それこそ住もうと思えば住めるんじゃないかと思うくらいです(笑)。
内向的な自分よ、さようなら
世界ランクで60 番台というくらいレベルの高い大学なので、学生のレベルもとても高いです。
日本の大学とは異なって、なんとなく来ている人はいません。とりあえず経済学、なんとなく社会学という人はいないです。みんなちゃんと目的をもって勉強しているし、頭がいいし、知識はあって当たり前、という雰囲気です。
入学当初はあまりのレベルの高さで、自分の語学力と知識量の少なさに愕然として、とても落ち込みました。
授業で発言したら、男の子に笑われて、それでさらに落ち込んで、誰とも話したくなくなって、家にこもったこともありました。でも、シェフィールドの人はみんなとても優しくて、つらい時にはみんな助けてくれます。NIC にいた時は内向的でクラス以外の人とはあまり仲良くなることもなく、自分のことも話さない、人の話を聞いているだけでした。
でも少しずつ授業でも発言できるようになり、発言できた時の喜びは表現できないくらいです。今ではオープンに、自分からたくさんいろいろ話すようになりました。あと常に笑顔をキープするようになりました。
わかった時の喜び
今自分の高校生活を振り返るとなんで勉強しなかったのか、なんでその大事な機会を自分のために生かさなかったのかと思うと本当に恥ずかしいです。でも今は自分が満足するまでとことんやっています。死ぬほど、ではないかもしれないけれど、必死でやっているのは確かです。もちろん受験勉強を頑張るとかの比ではありません。
おかげで今は勉強の面白さも知ったし、苦しいのが楽しいと思えるようになりました。いや、でも勉強面では結構辛いです(笑)。わかるまでの過程が辛ければ辛いほど、わかった時の喜びはひとしおです。
これからまた頑張って、2年後、もう一度「My Mission」のインタビューを受けて両親に自分のさらなる成長を見せるのが、今の目標です。
イギリス国立シェフィールド大学 University of Sheffield
大学ウェブサイト: www.sheffield.ac.uk
所在地: Western Bank, Sheffield, South Yorkshire S10 2TN