アメリカ留学の体験談 2014年

お母さんへ/ミネソタ州立大学マンケート校

PROFILE

飯高 衣理奈さん Erina Iidaka

Minnesota State University - Mankato ミネソタ州立大学マンケート校
政治学部国際関係学科4年(2015年5月卒業)
BA in International Relations

沖縄県立首里高校出身 NIC第23期生

ありがとうの気持ちでいっぱい

今、来年春の卒業を前に、就職活動をしています。地元沖縄で就職することが今のところ第一希望ですが、どんな仕事でもいいので世界を飛び回る仕事に就くのが目標です。

卒業まであと1年を切り、勉強もより難しく、忙しくなってきました。今学期は合わせて70枚のリサーチペーパーを書かなければなりません。

信頼できる友達と支えあいながら、日々いろいろな事を吸収できています。ここに来なければ出会えなかった人たちに出会えるチャンスをくれたお母さんに、とてもありがとうの気持ちでいっぱいです。

考え方が柔軟になった

アメリカに来て一番よかったと思うのは、考えた方がやわらかくなったことです。
最初は、文化の違い、考え方の違いから、最初は自分のいいたいことを伝えられず、人間関係がうまくいかないこともありましたが、何が正しい、間違っているとかではなく、さまざまな民族、人種が共存するアメリカでは、考え方はさまざま。相手の意見を取り入れながら、自分の意見をうまく伝えることも少しずつできるようになってきました。

お母さん 、恩返しできるように頑張ります

お母さんには本当に感謝しています。母子家庭で、豊かではない家なのに、一生懸命私を支えてくれています。
経済的事情で2年制大学を終わったら帰ろうと思っていたのですが、「どうしても4年制大学に編入したい。」と言った時に、やりたいことやりなさい、と言って後押ししてくれたのもお母さんでしたね。日本学生支援機構の奨学金も2年で打ち切ってしまっていたので、その返済をしてくれたのもお母さん。
本当に感謝しても感謝しきれません。
お母さんと離れて、よけい話をするようになって、恋愛の相談もできるようになって、いつも叱咤激励してくれてありがとう。卒業まであと少し。恩返しできるように頑張ります。。

ミネソタ州立大学マンケート校 ミネソタ州立大学マンケート校 Minnesota State University, Mankato

1867年に設立された総合州立大学。人口約50000人の治安の良い小さな町にある広大なキャンパスで、158の学部課程、82の大学院課程に約14000人の学生が学ぶ。Regional Universityのカテゴリーで中西部地区第69位。留学生は学期で25時間のボランティアを行うことで、州民と同じ授業料に減額される(約80万円)。教育学、心理学、コミュニケーションなどが有名。特に心理学は、社会心理学、産業心理学の分野で全米トップランク。

大学ウェブサイト: www.mnsu.edu

所在地: Mankato, MN 56001