NIC卒業生・志田晶さんから医学部卒業の嬉しい報告が届きました!
NIC第30期生 志田晶さんは、このたび英国立セントラル・ランカシャー大学 医学部を卒業し、英国で医師としてのキャリアを歩み始めました。
在学中から常に努力を惜しまず挑戦を続け、卒業試験を見事にクリア。現在はイギリス・ヨーク州の大規模病院に研修医として勤務し、2年間のインターンで医師として研修を積んでいます。
その夢は現実に。卒業・医師としての第一歩へ
高1で被災した東日本大震災では、自らも被災者でありながら避難所で働く父の姿に心を打たれ、医師になりたいという「夢」に挑戦し続けた志田さん。
NICと出逢い、海外大学医学部卒業にたゆまない努力をつづけた志田さんは、「日本の医学部だと、 4年から 5年に進級する時にOSCE(オスキー・客観的臨床能力試験)がありますが、イギリスでは 1 年から毎年OSCEがあり、 3年から病院実習が始まります。実際の患者さんに接し、問診や触診、実技を学ぶのです。言葉の壁を痛感することも多々ありますが、NICで培った高度な英語力と人間力、そして実践的な学びを通して自分が大きく成長できたと感じています。」と言っていました。
7月の英国立セントラル・ランカシャー大学卒業式で誇らしい姿を見せた志田さんは、イギリス・ヨーク州の大規模病院に研修医として赴任し、2年間のインターンで医師として研修を積んでいます。
「これからは、イギリスで最先端の医学に触れながら、さらなる挑戦を続けていきます。
いろいろあったけれど、頑張って来られてよかった!」
志田さんの言葉には、医学部での厳しい学びを乗り越えた誇りと、これからの決意が込められていました。
「長い道のりでしたが、NICに出会わなければ、こんな道はなかったので、本当に感謝しています。」
とご家族からのメッセージもいただきました。