バークレー・カレッジBerkeley College

ロケーション
マンハッタン, ニューヨーク州
タイプ
私立
設立年
1931
総学生数
5,700+(1)
オンライン学生数
3,100+(1)
学生-教職員比率
17 : 1(2)
学生男女比率
32 : 68(1)

Overview

バークレー・カレッジ(Berkeley College)は、世界50ヵ国からの300名の留学生を含む5700名以上が学ぶ、経営学専門の私立4年制大学。

ニューヨーク州とニュージャージー州合わせて8ヶ所に校舎をもち、マンハッタンの中心にも校舎があります。

また、オンライン授業もあり、2019年秋では、3,100名以上の学生が受講しています。

会計学やNPOマネージメント、アントレナーシップなどの分野の他、ファッションビジネスも有名でそれを学ぶために北欧からの留学生も多いです。

バークレー・カレッジ

Photo by Berkeley College (CC BY 2.0)

公式YouTubeビデオ

Tuition & Fees

2020/21 学部生の年間学費Undergraduate Degree Program Tuition and Fees 2020/2021(per Semester)

年間授業料(フルタイム/12-18単位)Full-Time Tuition (12-18 credits) Per Academic Year
25,300
学期あたりの住居費(ウェストチェスターのアパート)Residence Fee (Apartment at Westchester) per semester
4,700 per Semester

上記費用は、バークレー・カレッジ「Undergraduate Degree Program Tuition and Fees 2020/2021」より抜粋しております。その他の費用および詳細は、バークレー・カレッジウェブサイトをご覧ください。

上記費用は、最新の費用ではない場合がございます。大学ウェブサイトでご確認いただくかNIC事務局までお問い合せください。

Academic Programs

設置学部学科

経営学部

会計学、ビジネスデータサイエンス、ファッションマーチャンダイジング&マネジメント、金融サービス学、一般経営学、健康サービスマネジメント、情報技術マネジメント、国際経営学、マネジメント学、マーケティング・コミュニケーション学

健康学部

健康科学、ヘルスサービス管理(医療保険&請求&コーディング)、医療アシスタント、外科技術

専門研究学部

グラフィックデザイン、インテリアデザイン、正義研究-刑事司法、法学、国際セキュリティー、法律研究

バークレー・カレッジウェブサイトより抜粋した2020年7月現在の設置学部学科です。最新のものではない場合がございます。

設置学部学科の詳細については、バークレー・カレッジ「Undergraduate Degrees」ページをご覧ください。

学士号課程以外の大学院課程、ファウンデーションコース等については、個別にお問い合わせください。

Alumni Message

バークレー・カレッジへ進学した先輩の留学体験談

Miho Kaimori

バークレー・カレッジ 会計学科NIC 第21期生 / 神奈川県立外語短大付属高校(現:横浜国際高校)出身

努力で、環境はいくらでも変えられる。
「ハードな授業」も苦ではない

貝森さんは、実は香港で生まれ育ち、日本に移住したのは6歳のときだった。今でも実家に帰ると、日常会話は中国語である。「神奈川県の私立の小学校に入学したのですが、そこでは週1回の英語の授業があって、プラス英会話スクールにも通わせてもらっていたので、自然に英語が好きになりました。」

中学も同じ付属の女子中学に進学し、当時は、ピアノで国内の音大を目指していた。「音大に行くなら、ヨーロッパにも行きたいと思い、ドイツ語にも興味を持ちだしたんです。それで、それまでの女子校からドイツ語を勉強できる高校に進学しました。」高校では、ドイツにも短期留学し、その後、クラスメイトがNICに進学することを知り、影響を受けた。音楽の世界に入るよりも、もっと色々な勉強をして世界のことを知りたいと思い、音大受験を辞め、進路変更をしたのである。「ちょうど日本の大学から不合格が出たときだったので、いい意味でうまく進路変更しました。」

多くのNIC生が口を揃えて言う「ハードな授業」も貝森さんにとっては苦ではなかったという。
「確かに、眠れない日々が続きましたけど、むしろ、自分よりハードワーカーの人がクラスにたくさんいて、たくさん刺激をもらえたのがよかったです。授業よりもイヤーブックの編集委員長をやるほうが大変でした(笑)」

NIC修了後は、姉妹校である、ウィスコンシン州のレイクランド大学へ進学、同時に7000ドルの奨学金ももらえた。さらに副専攻として音楽を学び、Music Fellowshipという奨学金を得て、大学教会付属の聖歌隊専属のピアノ伴奏者として、州内の教会を廻ったりもした。1年後、現在の大学へ編入。私立で学費も比較的高額であるが、編入時に卒業まで25%学費が安くなる特別奨学生にも選ばれた。

Miho Kaimori
アメリカに来て、変わったこと

アメリカに来て、変わったことは?との問いには、「日本人は夜勉強しますが、アメリカ人は朝から勉強してる。時間の使い方が上手いですよね。そしてニューヨーカーは、一生懸命に遊ぶ。勉強も仕事もきちんとこなした上で、大人も子供も本気で遊ぶから、魅力的な人間が多い。そしてそれを市がサポートしている。例えば、全米最大規模のハロウィンパレードが開催されるのも市が全面的に協力してくれるお陰。みんな1ヶ月前から衣装を準備してるんですよ!他にも、NYでは世界の一流の芸術や食文化に触れる事ができるので大学の勉強以外にもたくさんの経験ができる。おかげで目も耳も舌も肥えました (笑)」

My Dream

世界に誇る、日本のメガバンクから内定をもらっている貝森さんの夢は、生まれ故郷である香港で仕事をすることだという。「自分の生まれた場所だし、香港はマンハッタンと似ていて住みやすい。NYへ編入する前の夏休みに香港中文大学でサマークラスを取りました。日本と同じアジアなのに人口構成はまるで違う。
集まった学生もインターナショナルで且つ、エネルギーに満ち溢れていてとても刺激を受けました。将来は香港をベースに世界で活躍できるBankerになりたいです。」

Miho Kaimori
壁は高ければ高いほど登り甲斐がある

読者へのメッセージをお願いすると、「私は女子校で育ったので、特に思うのですが、女子校の世界はせまいです。そこで終わるのはもったいない。多くの人は自分の環境について愚痴をこぼしますが、自分の意思でそこから出ることもできる。自分の努力でいくらでも環境は変えられると思います。数学を全くやってこなかった私が会計学専攻してるくらいですから、いくらでも可能性はあります。」

ニューヨークでの生活は、日本のように快適ではない。「今回のハリケーン・サンディによる被害でもそうですが、インフラが日本と比べても整っていないので、生活面でのトラブルはしょっちゅうです。トイレが壊れても自分で修理しなければならないし、電気や水道が故障するのもいつものこと。インターネットがつながらないこともあるし、これら一つ一つを自分で解決していくことで精神的にも強くなります。あ~またか、しょうがないな、なんて思えるようになったらこっちのモノですよ(笑)」

トラブルは、あればあるほど、強くなる。壁は高ければ高いほど登り甲斐があるのだ。

Miho Kaimori