就職活動の体験談

TOEICの点数や大学の学位では表せない「経験」、それはあなたの世界観と人生を変える宝物。

PROFILE

中山 大輔さん
オハイオ州立大学 経営学部卒業 / 愛知県立横須賀高校出身 / NIC第17期生

リンテック株式会社
粘・接着製品の分野におけるリーディングカンパニー

私は2004年4月にNICに入学、そして、2005年6月にアメリカ、カリフォルニア州ディアブロバレーカレッジへ進学しました。その2年後、オハイオ州立大学へ編入し、2009年6月に卒業、同年の10月にリンテック株式会社に入社しました。

私の就職活動

NICでの1年間では素晴らしい友人に出会い、自分の英語力にはっきりとした成長を感じ、そして何より留学への自信がつきました。留学中にはボランティア活動やアメリカ1周旅行など、充実に満ちた経験をすることができました。そんな留学生活の中、私が就職活動を始めたのはオハイオ州立大学に編入した最初の冬、卒業まで残り約1年半の時期でした。ちょうど冬休みに日本に帰国していたので、就職活動とはどういうものかを知るために、軽い気持ちで東京で開催される留学生を対象とした就職活動のイベントに行きました。そして秋に開催されるボストンキャリアフォーラムの数カ月前の、2008年の夏に本格的に就職活動を開始しました。

私は卒業する前から将来はもう一度海外にビジネスマンとして行ってみたいという思いが強くあったので、志望業界は今後海外展開を積極的に進めようとしているメーカーと商社を中心に受けることを決めていました。そしてオハイオ州立大学にMBA留学に来ている日本企業の方に面接のアドバイスをいただき、ボストンキャリアフォーラムに臨みました。結果として、現在務めているリンテックから内定を頂き入社を決めました。

就職活動に対しての不安は一切なかった

リンテックはまさに私が希望していた海外展開を今後一層展開していくメーカーであり、将来海外に行くチャンスは十分にあると面接の際に聞いていたので、私にとっては満足のいくものでした。リーマンショック後で一気に就職難の時代となった時でしたが、私には就職活動に対しての不安は一切ありませんでした。もちろん私は、高校生の時に将来「いい会社」に就職するために留学を決意したわけではありません。しかし私が留学を通して学んだこと、経験したこと、考えるようになったこと、そして将来の目標を面接でアピールすることができたら、きっとそんな自分を必要としてくれる企業があると思っていました。

留学の経験は、きっとあなたの世界観と人生を変える素晴らしい宝物になるでしょう

グローバル化が急速に進む世界経済の中、企業が学生に求める英語力というのは年々高まっています。私は留学という価値は、英語力や高い教育水準による学術知識はもちろんのこと、そこで出会うさまざまな国からの留学生、そして彼らの考え方と文化に触れる事だと思います。これらの経験は、TOEICの点数や大学の学位の様に証明できるものではありませんが、きっとあなたの世界観と人生を変える素晴らしい宝物になると思います。