私は小さな頃から自分の意志ではなくても皆がしてる事をとりあえずしておく、という考え方にずっと疑問を抱いていました。けれども、人と違う事をすると変だと思われて浮いてしまうので、周りの人がどう思うかを中心に考え無難な行動をとるようになりました。だから、私はやりたいこともないけれどとりあえず周りに合わせて受験勉強をしていました。なんとなく楽しそうでかっこいいというイメージで東京の大学を志望校を決めていました。
しかし私は中学でも高校でも赤点だらけの劣等生でした。皆がよりいい進路を手に入れるために勉強している間、私だけぽけっとふわふわと高校生活を満喫していました。私の通っていた高校は、福岡県の中でも進学校だったので、毎日が楽しければそれで十分だなんて甘ったれた事を考えてた私は当然悪い意味で目立ちました。そんな適当な私の将来をずっと心配してくれていた母親が私に合っているんじゃないかとNICを薦めてくれました。NICに入るという決断は私にとってとても勇気がいるものでした。海外に行くなんて自分とは遠い話でしたし、この決断が正しいのかどうか何度も何度も迷いました。友達や先生は驚きながらも応援や激励の言葉をくれましたが、中には英語のテストが赤点ばかりだった私が海外留学を選択した事を笑う人もいましたし、受験からの逃げなんじゃないか、と言われた事もありました。でも引き返したくなくてNICへの進学を決めました。
NICに入ってからの生活は、徹夜で勉強したり、授業中に英語で発言したりと、全てが新鮮な事だらけでした。一見辛そうですがどこかで楽しんでいました。なぜなら周りの友達が皆それぞれの人生をしっかり歩んできた人達なので全員から毎日刺激を受ける事ができたのでそれを原動力として頑張れたからです。それに、単純な暗記や公式は少なく、自分の意見はどうなのか、主旨は何かを常に考え、皆で答えを探すという勉強スタイルなので、範囲や量の多さに嘆いた事はあっても、つまらないと思った事は一度もありませんでした。NICに入って、自分と他人の個性を尊重しながら自分の人生を生きる大切さと勉強をする事の意味と楽しさを知ることができました。もし、なんとなくするという考え方が苦手なら、今の自分を違う視点で見たいのなら、海外留学も一つの手段だと思います。私はNICに入って本当によかったです。
NIC資料請求とスマートパンフ
