第27期生メッセージ集【大阪校編】
My Mission
私は高校の頃はほんと絵に描いたようなダメ人間だった。毎日毎日遊び回ってバイトして、ろくに家に帰らんし、学校やって朝は眠いから昼から行ってたし受けたくない授業は全部サボった。勉強とは無縁の生活で、提出物なんて出したこともなかった。迫ってきた進路選択でも何もやりたい事なんて見つかるはずも無く、日本の大学に進学しないことだけは決めてた。
そこでNICに出会って、何も頑張ってきたことがない自堕落な自分を少しでも変えたいっていう小さい理由でNICに行くことを決めた。それからNICに入ってからはびっくりしてばっかやった。日本の色んなとこから色んな子が来てて年齢もバラバラで、みんなそれぞれバックグラウンドがあって、それぞれの意見があって、私だったら考え得ないような大切かつためになる考えにも出会えたりした。NICの子たちは、良くも悪くもすごく変わってて、みんな上手に自分の個性を表現できててとにかく自由!
恥ずかしがらずに皆の前で自分の大きい夢を語れて馬鹿にされない場所あんま無い思うねんけど、NICはそんなとこやと思う。皆それぞれでっかい夢抱いてそれに向かってひたすら頑張ってる、そんなとこ。だからって夢が無いことが恥ずかしいって訳でもない、私も大金持ちになって両親に恩返しして皆を幸せにする、くらいの夢しかないし。あんな高校生活のせいで勉強はやり方もわからんし難しいわ宿題多いわでとてもじゃないけど一人では乗り越えられへんかったけど、周りの友達とか先生に助けてもらえて何とか乗り越えて来れた。
NIC大阪校は言ってしまえば小さい学校やし生徒みんなの距離も先生との距離もものすごく近いからアットホームな雰囲気で居心地が好い!先生も夜遅くまで残ってくれたりするから、家で勉強できない私はそこで宿題をできるとこまでやって帰ってた。正直周りの子のレベルもポテンシャルも私より全然高いし努力もまだまだやけど、高校の時の友達には私が無遅刻無欠席で勉強も宿題も自分なりに頑張ってるって言うと”世界終わるんちゃう”とか言われる。それって変われたってことやんな。私はそれだけでいいかな。他人と自分って比べるものじゃないよね、全く別の個体を比べるなんて最初っから無理があるわけで。周りになんて言われようと関係ない、私は私だ。大体、劣等感感じてる時は自分の短所と他人の長所を比べてたりするんだって、そりゃ勝ち目無いよね。だから、自分を信じて私がやりたいように生きて行くって決めた。
そんなこんなで私の周りの人には迷惑ばっかかけてるけど皆優しくてあったかいから好きだなあって実感する。そんな人たちにNICで出会えて私は幸せ。支えてくれる両親、仲間、先生たちに心から感謝します。
Kuriho Maeda
滋賀県・立命館守山高校