第27期生メッセージ集【東京校編】

未来のNIC生へ/今が楽しいけど物足りない、そんな学生の皆さんへ

未来のNIC生へ

こんにちは。NIC27期生の草野こはるです。
今これを読んでくださっているあなたは、もうNICへの入学を決めた方かもしれませんし、あるいは海外留学に興味があり、たまたま見つけた冊子を読んでいるだけかもしれません。このMy Missionが何らかのかたちでお役に立てれば光栄です。

私が今NICにいる起源、それは高校2年生の夏に行った、ニュージーランドへの3ヶ月間の留学でした。短期間の経験だったものの、それ以前から外国が大好きで、なおかつ大学選びを控えていた私にはとても刺激的な3ヶ月でした。海外の大学に進学するという選択肢があることを知った私は、帰国してからその旨を親に話し、進路探しが始まりました。

留学とはなにか、アメリカの教育制度、どのような留学の方法があるのか、メリット、デメリットは何なのか、これらを明確にするために、私は大使館、留学専門学校、数々の支援機構を訪れ、また留学経験のある方にお話を伺ったりするなどして、情報を集めました。私立の中高一貫校に入学し、6年間穏やかに学生生活を送っていた私にとって、自分の夢や目的を明らかにし、自分の言葉で家族や、友人、反対的な先生方を説得するのは、容易いことではありませんでしたが、そのたびに自分の志望理由や決意を確信できたことはよかったと思います。

めでたく4月にNIC生になった私の生活は予想以上に一変しました。
今まで学校や宿題は私の生活の一部でしかありませんでしたが、今ではNICでの学問が生活の中心です。4時間半の授業に、大量の宿題を終わらせるので精一杯、そんな日々が休み無く続き、寝不足と体力不足で毎日ギリギリの生活を送っている私にとって、それでも学校生活が充実していると思えるのは、NICで出会った友人のおかげです。なにより、同じ目的をもった個性豊かな友人たちと各々の夢を語り合うと、自分の夢を再認識でき、さらに意欲が高まるので、そのような友人たちと一緒に頑張る勉強は、時には辛いこともありますが、楽しいです。

将来の夢はまだはっきりとは決まっていませんが、世界の人々が少しでも幸福な人生が送れるように国際平和につながる仕事を一生やっていければ良いなと思っています。海外留学については悩むこともたくさんあると思いますが、このひと味違った選択肢に出会えただけでもラッキーだと思います。辛い道を達成できた時こそ、その分得るものは大きいと思います。皆さん、一緒に頑張りましょう!

PROFILE

Koharu Kusano
東京都・普連土学園高校

今が楽しいけど物足りない、そんな学生の皆さんへ

中学では生徒会長、部活の副部長も務め、日々が誰よりも忙しい。
それでもまだ何か足りない、うずうずしていた
そんな私は
高1の夏ふと目に留まった留学のパンフレットをきっかけに1年アメリカ留学。
翌年高2の夏帰国して気づいたら高校を中退してNICに入学をしていた。
迷うことなく出逢ったチャンスをつかんだ者勝ち。
NICで志高く大きな夢を持ち勉強熱心な仲間と共に頑張れる、そう期待して。
けれど、NICの学生は想像と少し違った
人生何度も転んだひと、
やりたい事も進学先もまだ何も決まらないひと、
すでに大人の社会で活動するひと、
様々な人がいる。

話してみれば、面白いと思った。毎日が刺激になる。
だけど英語力に余裕のあったスタートから、
段々と自分の弱さを見つけ悔しかった
きれいごとばかり並べて自分を正当化して満足、
なにも知らないたった17歳のくせに大人ぶった。かっこわるい。

NIC生といると
ちっぽけな悩みは風のように消え、
おっきな悩みなら無限に広がる答え。
世界の大きさを知りたいのなら
自分の手で測ればいい

現実は
お金がないかもしれない
知識が足りないかもしれない
結果は誰もが失敗だと予測するかもしれない

だけどそこに挑戦することに意味がある
夢見て終わるか夢から始まるのか。
自分の人生なんだから。それは自分次第。

でも。
いや、まだ終わらせない、それがきっとNIC生共通の答えじゃないかな。
誰の無茶も止めない。
どんな風に転んでも馬鹿にしないし見捨てない。
そして真剣に信じて見守ってくれる。

私の将来の夢はなんとなく小さい頃からの憧れで、今もずっとそうなりたいと思っていた。
NICを卒業する時夢を叫べるくらいまでに成長していたい
それが、今の小さな目標です。
我武者羅に走る私を支えてくれる家族と友だち、先生方への精一杯の感謝の気持ちを常に胸に留めて。
私が困難にぶつかる時いつも考える言葉を最後に。
I can RUN from it, or LEARN from it.

PROFILE

Miho Nakagaki
NIC 高校部3年 東京都・実践女子学園高校より2年次転入