第28期生メッセージ集【大阪校編】

後悔しても楽しいこと/my own way

後悔しても楽しいこと

正直、自分が将来、何かをしてそれを人に聞かれた時に後悔しても楽しかったと言えればなんでもいいと思います。だから中学、高校と結構自分のしたいことばかりをしていました。
特に高校時代はその心持ちがMAXだったので、全然勉強もせず、部活動とバイトばかりを中心に生きていました。今ならはっきりわかります、高校の先生方はこんな鬱陶しい生徒を相手にしていたんだなぁと。つくづく寛大で優しい先生方に恵まれました、かなり感謝しています。

さらにその時は自分の将来のことなどまーったく考えていなくて、何となく世界で一番なるのが難しいと言われている宇宙飛行士になりたいなぁって思っていました。昔から難しいことに挑戦するのが好きだったので、毎日何か一つ、自分の中で限界と感じるものや皆が絶対に無理と言っていること、どーでもいいような難しいことに挑戦していました。例えば鉛筆の芯を削らずに何日間その鉛筆一本だけで学校を過ごせるかとか。ちなみに私の場合は一週間後の5時間目の化学の授業中に書けなくなりました。

高校2年の時、学校の奨学金付きの交換留学に応募し、オーストラリアの語学学校に行き一ヶ月間ホームステイをしました。それも大きなチャレンジの一つです。英語も喋れない奴が海外に行くんだから。でもオーストラリアでの経験が今、私がNICにいる主な理由になっています。シンプルにそれは海外で学びたいと。日本もそこそこ大きい国ですが地球と比べるとちっちゃいです。私は地球で様々なことを学んでその知識を世界中にいる人と共有したいんです。それが結果的に貧困、裕福な人を救うことにもなると思います。

今はまだまだ知識も浅はかで、人に物事を教えるほど賢くありませんが将来、私がたくさんの経験をして、勉強をして、その知識で人々を幸せにすることが冒頭で言った、自分が後悔しても楽しいと思えることです。(写真: 左)

PROFILE

Takumi Nishimura
京都府・京都府 花園学園高校出身
カリフォルニア州立シャスタカレッジ進学

my own way

私はここに来るのに、2年かかりました。入学を決意したのは、2年半以上前の事です。経済的な理由もありましたが、毎日休まず1年間、通う自信もなかったからです。

理由はよく覚えていませんが、私は今まで、学校を好きだと思った事が一度もありませんでした。高校は中退。小学校と中学校は半分以上欠席していた為、母校と呼べる学校はありません。

そして、私は自分の事が大嫌いでした。普通に学校に行く事すらできず、親を悲しませる事しかできない自分は、生きている意味なんてないと、ずっと思っていました。部屋にこもり、家族ともろくに話さない時期もありました。一人でひたすら現実逃避を繰り返し、泣いてばかりの日々でした。

このまま終わっていく人生だと、本気で思っていました。

私が変わり始めたのは、勉強をするようになってからだと思います。中学校では、授業は聞かずに自分で勉強し、試験だけ受けていました。高得点を取れた時は、すごく嬉しかったのを覚えています。高校を出た後も、資格試験などで結果が出る事が、少しづつ自信に繋がっていきました。

色々と仕事を経験しましたが、今の職場には本当にお世話になり、もう3年目になります。実力を認めてもらえ、役職を与えられ、必要としてもらえる事が、すごく原動力になっています。

そして、満を持して入学した、NIC。壁にぶち当たる事ばかりで、何度も、もうダメだと思いました。しかし、クラスメートや家族、近くで支えてくれる人のお陰で、なんとか2学期目を終えようとしています。年下がほとんどの環境ですが、本当に尊敬できる人ばかりで、いつも刺激をもらっています。

周りと比べると、かなり出遅れていますが、これが私のペースみたいです。これからもスムーズには生きれないと思いますが、自分を見失わずに、ほどほどのマイペースで、生きるしかないみたいです。でも、少しづつ着実に、夢には近づいています。今度こそはアメリカに行けそうです。

ここNICが、私にとっての初めての母校です。(写真: 右)

PROFILE

Lisako Wada
大阪府・大阪府立岸和田高校中退/高卒認定
カリフォルニア州立シャスタカレッジ進学