第29期生メッセージ集【東京校編】

たくさんの愛、そして、ありがとう

たくさんの愛、そして、ありがとう

私は、ずっと国公立大学を目指していました。前期試験に落ちて後期試験が目前に迫ってきた時に、私の父が言いました。「先のことは心配しなくていい。これからのことはパパに任せて、今を頑張りなさい。」そして渡されたのが、NIC のパンフレット。海外の大学に入るという選択肢が私の頭の中には1ミリもなく、初めて時が止まるような感覚に陥ったのを今でも忘れられません。
しかし、海外に留学するという夢は、小さい頃からの夢でした。というのも、父も姉も留学を経験していて、海外進学に積極的な家庭だからです。でも、ずっと日本の大学を考えていた私にとって、留学は未知の世界でしかありませんでした。しかし、実際にNIC に入学してみると、厳しい現実にぶつかりました。英語は私の得意科目であったはずなのに、自分の英語力は周りのみんなとは程遠く、この中でやっていけるのかという不安。必ず、最初はみんなも感じると思います。また、徹夜も5時間以上の勉強も当たり前。受験期以上に勉強していると感じました。だけど、驚くことに勉強をすることが苦じゃありません。それは英語が大好きだからっていうのもあるけど、一番は勉強をしなければいけないっていう環境にいて、必死に頑張っている友達が周りにたくさんいるから!だからこそ、どんなに多い課題も、楽しくやり遂げることができました。

NIC に来て半年が経ちます。半年前は先輩たちのMy Missionを読んでいたのか~って考えると、NIC での生活は本当にあっという間です。たった半年で、私にはかけがえのない友人がたくさんできました。1日のうち半分以上をNIC で過ごし、もはやみんなFamily的な存在です。そして、毎日死に物狂いでした勉強。これは自分への自信へと変わりました。まだまだ足りない部分、改善点が私にはあります。でも、一つだけはっきり言えること、それは大きく成長しているということです。

最後に、いつも厳しいパパ。でも私の頑張りをちゃんと見ているパパ。パパからの言葉が悔しくて何度も涙しました。だけど、全て私のために言ってくれてたってやっと気づけたよ。ありがとう。これからはパパのように強く生きていきます。そして、NIC の皆。名前を出したらキリが無い、だけどみんなに言えることは、心から大好きってことです。

アメリカでも、可能性がもっとあると信じて、頑張ろう!そして、誇れる自分になる!

PROFILE

Kaede Onuma
宮城県・宮城県 仙台育英学園高校出身
カリフォルニア州立ビュート・カレッジ進学