第29期生メッセージ集【東京校編】

飛行士のたまご/This is ME!

飛行士のたまご

私の夢はパイロットになることです。NIC 初の女性パイロットの枠は私が頂きます。小さい頃から飛行機や宇宙が大好きな、男の子のような女の子でした。とにかく飛行士に憧れていて、スペースシャトルや戦闘機だって大好きです。
私はいつも父に CA になって世界中を旅するとか、パイロットになって空を飛ぶとか、宇宙飛行士になって宇宙から地球を見るとか、そんな大きな夢ばかり語っていました。ちなみに一番新しい夢は、アラスカに行って山に登ること。私は口と態度はでかくて、プライドが高くて高望みばかりする性格です。いつしか人の波に流されて私の小学生みたいな夢は消えかけていたけど、NIC に来たから、私の夢はまだ辛うじて叶えられるのだと思っています。

パイロットになるには、私の苦手な物理や工学が必修です。何より私の一番苦手な早起きは絶対条件で、視力を下げてはいけないし、体力も重要 で健康に気をつかって生活しなければいけません。膨大な学費を少しでも削減するために、アメリカでアルバイトをし、奨学金もとり、一般教養は一年に詰め込みます。航空大に入った後も、試験を二回落とせばパイロットになんてなれないくらいシビアな世界だと聞いています。もちろん周りに女の子なんてほとんど居ないだろうし、今とは比べものにならないくらい大変な生活が待っています。それでも私はきっと今までみたいにやり遂げると思います。なぜなら、もうすでに私の前に道は開かれていて、道の先には夢のしっぽが必ずあって、同じ夢を持つ仲間と一緒に進んでいくから。この先は人と同じぐらいの勉強量では足りないし、人より沢山の経験が必要です。今までは夢を語るだけだったけれど、今が夢を叶えるために死に物狂いで行動する、その時だと思います。

「すべてがあなたにとって向かい風のように思えるとき、思い出してほしい、飛行機は追い風ではなく向かい風によって飛び立つのだということを。」ヘンリー・フォード

PROFILE

Yuzuki Sasaki(左)
北海道・北海道 函館ラ・サール高校出身
イギリス国立ロンドン大学進学

This is ME!

こんにちは、今これを読んでる人。最初に言っておくと、自分にはみんなみたいにBIGで人に惹かれるような人生は送ってきていません。義務教育受けるためにとりあえず地元の小学校に通い、まぁ、わりと良い成績で卒業して(笑)、中学は落第しない程度に勉強して、ノリで取れた模試の結果と内申点で高校に入学し、なんだかんだありつつも卒業できて今ここにいます。

私は勉強が人一倍…百倍くらい嫌いです。中学2年生くらいから授業の記憶がほぼありません。きっと深い眠りについてたんだと思います。塾や学校の先生に言われる「やればもっとできるのになんでやらないの」、俗にいう“YDK” が心の底から嫌いで、なんだかそれを言われると勉強に対してのモチベーションが一気に下がり、全く勉強しませんでした。それのせいで高校の成績は散々でした。どれくらいひどかったかはご想像にお任せします。

それなのに、なぜ私が人一倍勉強をしなくちゃいけないNIC を選んだのか、それは自分の夢を諦められなかったからです。その夢は、簡単にいえば世界で活躍する日本人音楽家です。こんな私でも音楽だけは小さい頃からずっと続けてきました。3歳から母の勧めでピアノを習い、小学校では金管バンド、中高は吹奏楽部に入り、常に音楽のそばで生きてきました。それと勉強が嫌いなくせに中学の頃から留学に興味があり、海外で活躍できたらかっこいいなぁと何と無く思ってたら、それが次第に大きな夢になりました。本当は、中高の間に留学したかったのですが、そんな時間もなく卒業が近づいてきて、一度は日本の大学に進むことも考えました。でもそんなに大きな夢だからこそなのか、どうしても諦めきれず、探しに探してNIC を見つけました。

NIC に入って、毎日勉強という名の鬼ボスと戦っています。正直きついです。でも頑張れているのはこの夢があるからだし、それを支えてくれる両親や友達のおかげです。特に両親には本当に感謝でいっぱいです。本当にありがとう。日々に感謝しながら笑顔で夢まで突っ走ります。

PROFILE

Rena Shimizu(右)
埼玉県・東京都 拓殖大学第一高校出身
ワシントン州立シアトルセントラル・コミュニティ・カレッジ進学