第30期生メッセージ集
2年前と今
2年前と今
私は中学を卒業してすぐに入学しました。なので、私はここで2年間学生生活を過ごしています。
私にとって、中学を卒業してNICに入るという決断は、とても重要でした。
地元が岡山だったから寮で暮らさないといけないこと、授業がすべて英語なこと、同級生が9割年上なこと。こういう不安が入学前まであったけど、いざ入ってみると、不安はなくなりました。やらなければいけない状況にはいっていたのが一つの理由だと思います。
事実、2年間NICに通っている中で学んだことは、通常では経験できないほどの内容と量だし、リスペクトできる先生たちに会えることができ、勉強って楽しいなって思えることもできました。
今ではみんなでディスカッションする、先生に質問する、プレゼンテーションする、先生に相談することなど、すべて英語でしていますが、ヘッドスタート生のとき、初めてネイティブの先生から授業を受けました。今まで学校でやっていた英語と違って聞こえて、教科書の文を声に出して読んで言っているのをついていくだけで精一杯というのが現状でした。ディスカッションのトピックが分からないから、自分の意見も言うことができませんでした。入学後も、ディベートで単語が出てこなくて反論できなかったこともありました。
こういう場面で悔しいと思ったからもっと頑張ろうと思えたからこそ、精神的に強くなれたのは事実だと思います。
もちろん、こういう場面を乗り越えれたのは自分だけの力じゃなかったです。
ここで出会えた5期生の友達は、私のお兄ちゃんやお姉ちゃんという存在で今もなお、相談を聞いてもらったり笑いあったりと時差がありながらも場所が違っていても、友情が続いています。
また、挑戦したいと自分から立ち向かっていきたいということも一つの私の変化です。
例えば、学生会会長への立候補、バイト先での海外の方への接客、マイナーな国の大学に行くことはここで積極性を出すことを学んだからこそ、出来ていることだと思います。私の中に小さな区切りとして自分の望んだ大学に行くことであったり、自分のコミュニティーを広げることなどがあります。
私の最終的な目標は友達、兄姉と海外へ会いに行くことです。そして、自分だけの世界地図を作ることです。だから、これからも夢をかなえるために努力していきます。
Arisa Isobe【大阪校】
NIC高校部2年
飛び級で、ニューヨーク州立大学プラハ校(チェコ共和国)進学