第31期生メッセージ集

Live Your Own Life/Be myself!

写真左: Anna Nakamura / 写真右: Sara Seo

Live Your Own Life

大学受験。高校入学後ずっとこの言葉が心のどこかで引っかかっていました。
クラスメイトが日本の大学へ進学を検討している中、全く自分が日本の大学に行く想像もできず進学先に迷っていた時、高校1年生の時に短期留学をしたアメリカでの経験が忘れられず、海外の大学に進学しようと決めました。
しかし、情報も少なく英語力も乏しかった私には高校卒業後すぐに進学という決断は少し難しかったので、偶然母が情報をくれたNICへの進学を決めました。

NICへ入学して約8 ヶ月が経ちましたが、改めて振り返ってみるとあっという間に時が過ぎたように感じます。
NICに来て英語力が上がっただけでなく、時間をかけて将来のことを考えることができたため、慎重に進学先を選ぶことが出来ました。また、世界を股にかけて何かを成し遂げたいという思いをもった人たちが集まっているNICで、友達や様々な経験から刺激をもらい、視野も広がり人として大きく成長できた年となりました。

高校を卒業して、地元を離れて大阪で生活をするようになり、いろいろと変化がありましたが、その中でも一番大きな変化は一人暮らしをするようになったことです。今までどれだけ母に頼ってきたのかを身をもって感じ、長期休暇に地元に帰り母のご飯を食べることができるのが本当に幸せだと感じます。
小学生の時に父が亡くなり母一人で二人の兄と私をここまで育ててくれて、支えてくれたことには感謝してもしきれません。そして、これからも長い付き合いになるであろう友達が持てたことが今の一番の幸せです。授業や課題でグループ活動が多いのもあり、クラスメイトと過ごす時間が長いので、いつの間にか昔から知っている仲のように思え毎日が本当に楽しいです。

また面白いことに、NIC生といると実現できないことなんて一つもないと心から思えます。みんなで目を輝かせながら、自分の行きたい国の写真などを眺めて想像を膨らます休み時間、無限に広がるこれからの”目標”の話。もちろん経済面など現実的な問題にぶつかることもあります。不安もあります。しかし挑戦することに意味があるのです。誰かに左右されることはない、自分の人生のレールは自分で敷いていけばいいんです。

言葉にするのは簡単で実現するのはその何十倍も難しいことですが、我武者羅に突っ走って行けばいつの間にかゴールが見えてくると信じて、支えてくれる家族や共に走る友達に感謝し、何度つまずいても立ち止まらずに前に進んで行きます。
NICに来るなら、一般的な大学生活を想像しては行けません。
遥かに大変で絶対に成長できる環境がここにあります。

最後に、このMyMissionを読んでいる数年後の私に1つ聞きたいことがあります(笑)
Are you happy now?

PROFILE

Anna Nakamura【大阪校】
愛媛県・聖カタリナ学園高校出身
カリフォルニア州立サンタモニカカレッジ進学

Anna Nakamura-Sara Seo

写真左: Sara Seo / 写真右: Anna Nakamura

Be myself!

高校3年生の私は、日本の大学を目指して、ひたすら受験勉強に励んでいました。勉強勉強と毎日追われている中で、2月頃に通っていた塾の受付の人からたまたまNICの話を聞きました。その時は、まさか自分がその学校に行って海外の大学を目指しているだなんて考えてもいませんでした。
しかし、受かると信じて受けた日本の大学すべて見事に落ちました。
もし日本の大学に合格していたら、ということを考えることがしばしばあります。
それはそれで、一生懸命勉強して入った大学での生活は幸せだろうと思います。
でも、受験生の時より勉強して、本当に同じ志を持った友達と過ごす、といういまの生活はなかったと思います。

いま振り返ってみれば、神様がNICへ導いてくれたんじゃないかと思うくらいです。
そんな私の幸せは人との出会いです。
今まで出会ってきた友達や、先生に本当に恵まれてきました。NICへ導いてくれた父や母はもちろん、塾の方や、塾を紹介してくれた高校の先生、後押ししてくれたすべての人のおかげでいまの私があります。
NICの入試の面接で自分の短所を尋ねられました。
その時私は「すぐに諦めてしまうこと」と言いました。以前の私なら、その通り多くの宿題から逃げて学校も休んでいたかもしれません。でも、NICには共に頑張る仲間のおかげで諦めずに頑張ることができます。
NICに入った当初、ヘッドスタートに参加していなかった私は、クラスのレベルについていくのに必死でした。みんなのモチベーションが私のモチベーションにもなって乗り越えることができました。そんな仲間に出会えたことに感謝したいです。

たくさんの友達に「海外へ行くのこわくないの?」と聞かれます。
私にとっては、未来へ繋 がるきらきらした人生の旅のひとつに感じます。海外という選択は私の夢を大きく拡大する選択となりました。
よく母に「とりあえずならやめなさい」と言われましたが、まさにその通りだと思います。
多くの人がとりあえず大学、とりあえず勉強と言います。
でも中途半端な気持ちでは、何もはじまりません。
どうせなら失敗してでも頑張って自分の可能性にかけた方が得じゃん!と思います。
大学に落ちた時、周りと比べると自分は落ちこぼれだと思いましたが、いまは夢を追いかけて勉強する自分に自信がもてます。こんな私を支えてくれる両親に、感謝してもしきれません。必ず夢を叶えて恩返しします。
大学受験からNICを通して、どんな苦難や挫折を味わっても必ず明るい道があらわれることを学びました。どんなに頑張っても叶わないことはあるかもしれません。でも、諦めずに頑張れば、後悔なんてありません。むしろもっといい道が必ずあらわれます!
NICに入って本当に良かったです。

PROFILE

Sara Seo【大阪校】
香川県立高松桜井高校出身
イギリス国立セントラルランカシャー大学(OnCampus North)進学(スポーツリハビリテーション)