第31期生メッセージ集

僕にはまだ夢がない。

僕にはまだ夢がない。

僕にはまだ夢がない。これから見つける。
それでいいんだと気づけたことがなによりも、このNIC に来て良かったと思える理由です。

15歳の時、「野球がやりたい。」ただその一心で高校を選びました。
高校では朝から晩まで、24時間、365日、毎日野球のことを考えていました。そんな野球生活に区切りをつけ受験生になった時、将来の夢や目標がなかった自分は、そのことがいっぱいで悩む、苦しい日々が続いていました。
その結果、偏差値は上がらず、勉強に対する意識も薄れていきました。
そのときに出会えたのがNICでした。
初めてのNICは、兄と一緒に行ったクリスマスライブセッションです。
その際、廣田校長先生がおっしゃった、
「夢は一つに絞らなくていい。すべての出会いはSerendipity」。
その言葉が苦しんでいた自分の心に突き刺さりました。
そして、その帰りの新幹線で入ることを決意しました。

NICの日々はとても充実しています。
私は学生会、JKB(NICのバイト)、茶道部に所属し、いろいろな考えを持った人と生活しています。
NICにはとても変わっている人がたくさんいます。
その人たちと出会えたのもNICにいるからだと思います。
また、授業は楽しくて絶対に休みたくないです。私は英語が好きな方でした。
でも、1セメの時は能力がなく、宿題や勉強に7時間もかけていた時もあります。
しかし、クラスのみんなが助けてくれたり、当たり前に宿題をする環境をつくってくれたおかげで、私はやり遂げていられるのだと思います。

Fuyuhiro Ito

写真右: Fuyuhiro Ito

周りからみれば、自分はすごくポジティブで、何にも悩まないように思われるかもしれないです。
でも実際は、小さなことまで気がまわり、思い悩んでしまうことがほとんどです。
時には病んで、ひらきなおるまで相談したり、長電話をするくらいです(笑)。
しかし、毎日幸せを感じていることは事実です。
それは何故か。
私は、自分が出会う人、その時の環境、全てにおいて感謝しようと思っているからです。
何も当たり前ではないこの世界で、こんなにもステキな環境、ステキな人に囲まれて生活ができている私は幸せです。
今までで私に出会ってくれた人、これからも自分を支えてくれる人に感謝し生きていきたいです。

夢はなくてもいい。
今好きで続けていることが、のちに将来の糧となる。
それを信じ、これからも自分らしく生きようかな。
自分にとっての幸せは全ての出来事です。
そう言える、そう思える、人生を歩みたい。

PROFILE

Fuyuhiro Ito【東京校】
新潟県・中越高校出身
カリフォルニア州立シトラスカレッジ進学