第31期生メッセージ集

今はまだ未来から試されている/苦しくても幸せ!

写真左: Kaho Naito、写真右: Kokoro Takamizawa

今はまだ未来から試されている

あなたはどんな人ですか?
小さい頃の私は、人見知りで泣き虫で、常に母の後ろにくっついて歩くような子どもでした。
小学校に入り習い事を7つ掛け持ちしても、口癖は「疲れた、行きたくない、もう無理、やめたい。」自分がやりたくて始めたことでさえ、些細なことで心が折れてしまう弱く芯のない私の話、そして高校3年間一夜漬けで英語の定期テストをどうにか乗り越えてきた私の、NICでの話と、大好きな4人の話を少しさせてください。

NICでは、全て英語で行われる授業、それに加えて毎日出るどんなにやっても終わらない課題の量に、精神的にも体力的にも私にとって毎日が限界でした。
1日がこんなに長いと思ったのは初めてで、充実感どころじゃなく、とにかく「しんどい」、この一言でした。
そんな私を、授業を1日も休むことなく、今までにないほど大きく成長させてくれたのは、来留実、真由果、心、由乃の4人です。
私を含めみんな頑固で強いし、うるさいので、時にぶつかるし、腹も立ちます。
でも苦しくなった時、嬉しい時に話をしたくなるのはいつだってこの4人しかいません。
何かあったらすぐに声をかけてくれて、一緒に悩み、時に厳しく、時に励ましてくれる言葉をかけてくれる4人が、本当は弱虫でだめな私自身を変えるきっかけをくれました。
彼女らには一生敵わなくて、だからこそ一生大切にしていきたい大事な私の仲間です。
共に励まし合い努力することは、簡単なようでとても難しいことです。
誰だって感情の浮き沈みはあるし、全ての人が常に余裕を持っているわけでもありません。
しかしNICで出会った共に努力しあえる沢山の自分と戦いながら頑張っている仲間の言葉は、重くて、温かくて、強い、と感じます。

この文章のタイトルにもあるように私は、今はまだ未来から試されていると思っています。
逃げることは簡単だし楽です。
しかしここまでやってきた時間と、NICで出会った沢山の人たちは自分の宝です。
それに偽りはありません。
今でも私はまだまだ弱いですが、自分で選択した道を信じここまで進んだことによって、どんなことも乗り越えられるだろうという自信を手に入れました。
この先も、しっかりと自分を持って、努力し続けていきたいと思います。

PROFILE

Kaho Naito【東京校】
埼玉県・大東文化大学第一高校出身
NIC-UKファウンデーションコース進学

Kaho Naito-Kokoro Takamizawa

写真左: Kaho Naito、写真右: Kokoro Takamizawa

苦しくても幸せ!

「幸せ」。
皆さんにとって、幸せを感じる時はどんな時ですか?
テストで良い点数が取れた時、美味しいご飯を食べている時、課題が終わって寝られる時、
金曜日!などなど、、、こうして書き出してみると、意外と幸せって身近にあるものなのかなあと思います。
しかし私はここNIC で、「真の幸せ」というものを体感しました。

私は高校生までずっと、何かを最後までやり遂げたことがありませんでした。
小さい頃から、自信と好奇心だけは旺盛でした。
「やりたい!」と思ったことは両親が首を縦に振るまで何度も頼み込み、数ヶ月後には飽きてやめる、の繰り返しでした。
当時の私は「目的」や「目標」がなく、毎日ただなんとなく生きている日々を送っていました。
そんな私は、まさか自分がNIC に入学し、最高に充実した日々を送ることができるようになるなんて、想像もできませんでした。
NICでの生活は、まさに「Hard but 楽しい」な経験したことのないAll English の授業や、毎日課される膨大な量の課題。それらすべてをこなすために、大好きな睡眠時間を削る選択肢しかありませんでした。
入学した当初は友達を作ることと、勉強をすること、またバイトとの両立で毎日が限界でした。
自分のことで精一杯になり、大切な人たちを傷つけてしまうこともありました。
しかし、そんな時いつも私の側には友達と家族がいました。
どんなに私がくじけそうになっても、怠けそうになっても、私の手を取り、何度も何度も正しい道に引き戻してくれました。
私が頑張れる場所を作って待っていてくれました。
こんなにも自分を信頼してくれる人達に囲まれているということ。
もし私が高校生までと同じように毎日をぼんやり生きていたら決して気づくことはできなかったと思います。

今私は、「苦しいけど幸せ!」な日々を送っています。
真の幸せとは、苦しみを乗り越えた先にあるのだということを実感しています。
どんなに辛い現実を目の当たりにしても、心強い同志とともに乗り越えていける自信と勇気が今の私にはあります。
充実感を感じられること、それが私の喜びであり「幸せ」です。

PROFILE

Kokoro Takamizawa【東京校】
千葉県立市川東高校出身
ネバダ州立トラッキーメドウズコミュニティカレッジ進学