第31期生メッセージ集

出会い

出会い

NICに入ろうと決めたのは、去年の6月の説明会に参加した時でした。
私はこの時、他のどの学校にもない魅力をNICは持っていると直感で感じました。

私は高校一年生の時、持病が悪化して学校に通えなくなり通信制の高校に転校しました。
当時は、周りの友達が当たり前のようにできることができなかった、という劣等感をよく感じていました。何もやる気が起きなくて、毎日のように遅刻、レポートの提出も締め切りぎりぎり。何かに没頭することにも勉強することにも、何にも意味を見出せませんでした。

でもただ一つだけ、将来について考える時間はとても好きでした。
自分は新しい学校でどんなことを学んで、どんな人と出会って、どんな人になりたいのか、こんなことを考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。
今思うと、自分が変われる場所を探していたんだろうなと感じます。
まさにNIC はそんな場所でした。

みなさんも知っていると思いますが、NICの課題量はとても多いですし、高校で遊んでばかりいた私にとって、NICでの生活は想像以上に大変なものでした。
でも、今が一番充実しています。
それはNICで出会った仲間の存在が大きく影響しています。

授業ではみんな自分の意見をどんどん発言するし、そんな見方もあるのかと驚かされることもよくあります。
逆に私の意見に興味を示してもらうこともあって、自分の考えを伝えることの楽しさを学べました。
授業外でも、友達と将来の夢について話したりすることがよくあります。今では普通のことですが、自分の夢を堂々と公言するなんてNICに入る前の自分だったらできませんでした。それを批判されたり、馬鹿にされたりするのを恐れていました。でもここにはそんな人はいないし、むしろ真剣に耳を傾けてくれます。
普段仲間の一生懸命な姿を見ているからこそ、それがどんなに大きな夢だとしても心の底から応援したいと思えるんです。
私はここで、これからもずっと付き合っていきたいと思える素晴らしい友達に出会えました。

特に、夏期講習で毎日一緒に課題に励んだ友人と、一学期に知り合った4人には感謝してもしきれません。辛いときに一番に支えになってくれたのはみんなでした。それぞれ性格も全く違うし時にはぶつかり合うこともあるけど、自分の弱いところも赤裸々に話せてしまうような、そんなよき理解者です。

みんなに出会えたこと、それは私にとっての“幸せ”です。この出会いに感謝して、夢に向かって突き進みます。

PROFILE

Kurumi Nishioka【東京校】
千葉県・屋久島おおぞら高校出身
カリフォルニア州立ディアブロバレーカレッジ進学