第31期生メッセージ集

Serendipity

Serendipity

高校3年生が始まってすぐに、高校に置いてあった分厚いパンフレットでNICを見つけました。
小さい頃から留学に行きたい!というただそれだけの夢を追って英語だけを勉強していた私は、行きたい日本の大学がなく勉強に身が入りませんでした。でもすぐにNICの資料を請求し、届いてからは端から端まで読んでいました。
そして「絶対ここで勉強したい」と思うようになりました。
それからサマープログラムに参加し、NICでの勉強の大変さと同時に英語を毎日話せる喜びと日々成長していることを感じ、楽しくてしょうがなかったのを覚えています。それからヘッドスタートプログラムに参加し、入学してから約8ヶ月が経ちました。

私は3歳の頃からクラシックバレエを習っていましたが、小学校5年生の時に怪我をし、それを理由にやめました。でも本当の理由は、コンクールで勝てない日々が続いていたからです。自分の弱さを怪我のせいにしてやめたことで、自分の中で初めて挫折を味わいました。それからは100%の力を注がなくてもある程度の成績をもらえていたので、勉強もスポーツも何もかも中途半端でした。
でもNICに入学し、今までのやる気では全く追いつかないことに気づきました。
今までやりたいと思うこともなく中途半端だった私にはもちろん大変。しんどい。無理。とこぼすことがあっても、それが反対に楽しくて仕方ありませんでした。

Yuki Hori

正直、宿題を寝てしまってやって行かなかったこともあるし、計画的にできず前日に徹夜して寝ずに学校にいくこともありました。でも2セメが終わり、卒業が近づいていること、あと約半年後には自分が海外に1人で行き、今一緒にいる人たちと居れなくなることを思うと、その大変だった日々、楽しくて充実した日々をとても寂しく感じます。

アメリカに行ってから自分が何をしたいのかはっきりはしていません。
でも、自分のために今まで支えてくれた人のために、もう中途半端にならないために、全力で何事にも挑戦し、自分が本気でやりたいと思えることを探したいと思います。

PROFILE

Yuki Hori【大阪校】
大阪府立佐野高校出身
カリフォルニア州立グロスモントカレッジ進学