自分の幸せ
自分の幸せとは?
人それぞれ違う幸せをもっている。
貧しい国の人々から見たら、私はもちろん、日本の大半の人々は、贅沢すぎる生活を送っている。
しかし、日本で堂々と「私は幸せだ」と言える人は、果たして何人いるだろうか。
小さいころの私は、疑いもなく自分は幸せだと感じていた。
でも、歳を重ねるごとに自分が幸せなのか分からなくなってしまった。
それは、一体なぜだろう。
高校生の頃の自分を思い返すと、他人とばかり比べていた気がする。
なぜ、あの子はあんなに頭がいいのだろう。
なぜ、あの子はよく運動ができるのだろう。
なぜ、自分はこんなことができないのだろう。
塵みたいに積もった疑問が、幸せへの疑問に変わってしまった。
NICに入って、様々な背景を持った人たちに出会い、自分の幸せへの捉え方が変わった。
私の友人の一人は、苦しいことを背負っていても、英語を学びながら将来に向かって生き生きしている。
私は、そんな姿をみて、やりたいことをみつけ、やれているということに幸せを感じた。
高校生の頃の私は、小さい枠に囚われすぎていたのかもしれない。
自分をしっかりと持った、胸を張って幸せだと言える、そんな人でいたい。
Miku Kaizaki【東京校】
東京都立国分寺高校出身
NIC-UKファウンデーションコース進学