第31期生メッセージ集
The decision you’ve made firstly is the best option for you
The decision you’ve made firstly is the best option for you
みなさんは幸せになるためにしていることはありますか?
みんな、何かして幸せになれるなら苦労はしないと言うでしょう。
しかし、私にはあります。
それは、ため息をついたらそれをもう一回吸うこと。
ため息は幸せを逃がすとよく言うので、それを逃がさないためにいつも吸っています。
本気です(笑)
私は5歳の時にサッカーに出会ってから高校を卒業する18歳まで、13年間というこれまでの人生のほとんどをサッカーに費やしてきました。
その頃の私にとっては、サッカーをできることが幸せそのものでした。中学に入り、クラブチームに入った私は人生の恩師といえる監督に出会いました。
その監督から教わったこと、それは
一人前の選手になる前に、一人前の人間になれ。
挨拶や返事といった当たり前のことができないやつは試合に出る資格はない、グランドに唾を吐いたら即交代、目の前に落ちてるごみも拾えないのか、汚い部屋はお前の心の現れだ。
日々サッカーできる環境に感謝の心を持ち、常に謙虚でいることの大切さを教わりました。
現在はサッカーと離れて、これまで無縁だった勉強という史上最強の敵と戦いながら過ごす毎日。しかし、これまでの経験からこう思うことが出来るようになりました。
勉強できる環境に感謝したい。
そしてこの環境を与えてくれているのは、紛れもなくいつも支えてくれている家族です。
サッカーに私立高校にと兄弟の中で一番お金のかかった私でしたが、海外進学を決めるきっかけになったのは、父親のこの一言でした。
「お前がしたい事をしろ、そのかわりやるからには最後まで諦めるな」
これまでの私の人生、振り返ると良い出会いの連続でした。
小、中、高でお世話になった先生方、サッカーを通して出会った仲間や関係者の皆さん、NICスタッフや先生方、そして私を常に支えてくれる家族。
私の幸せは、感謝、尊敬できる人がこんなにいるということです。
私のタイトルにある”The decision you’ve made firstly is the best option for you”は一緒に写真を撮ってくれたAndyが進路に悩む私にかけてくれた言葉です。
まわりにはNICをよく思わない友達もいます。
しかしそれは彼らの考え方、私はこの学校に来てよかったと思っていますし、これから海外に行って頑張ること、それがお世話になった人への感謝の気持ちだと思います。
つたない文章だったとは思いますが、最後まで読んでくれてありがとうございました。
Wishing you a great future and I hope we cross paths again!
Teruya Saito【東京校】
埼玉県・正智深谷高校出身
イギリス国立ロンドン芸術大学進学